及川奈央、結婚生報告に拍手喝さい 映画で白無垢姿披露も「最初で最後」
2017年2月16日 21:25

[映画.com ニュース]“日本のベニス”と称される絶景が広がる富山県射水市を舞台にした映画「真白の恋」のスペシャルプレビューイベントが2月16日、東京・アップリンク渋谷で行われ、主演の佐藤みゆきをはじめ共演の岩井堂聖子、及川奈央、メガホンをとった坂本欣弘監督が舞台挨拶に立った。
初めて恋をした軽度の知的障がいのある女性・真白と家族の姿を描き、第4回なら国際映画祭ではインターナショナルコンペティション部門の観客賞に輝いた。呉美保、冨樫森らのもとで助監督として活躍した坂本監督は、約5年前に「故郷の富山で映画を撮りたい」と一念発起し帰郷。約2年前に撮り上げ、ようやく上映にこぎつけただけに「最初は僕のポケットマネーで製作していて、周囲の方にご迷惑をおかけしていました。配給も決まっておらず、作品が僕のパソコン上でしか流れない可能性もありましたが、こうして上映できて胸がいっぱいです」と感無量の面持ちだ。
今作は2月11日から富山で先行公開されており、真白役で映画初主演を飾った佐藤は「すごく大きいスクリーンでの舞台挨拶で、満席のお客様がじっと私たちの話をきてくださって。泣きそうになってしまい、自己紹介がおぼつかない状態でしたが、とても幸せでした」と振り返る。難しい役づくりを「実際に知的障害の方々が勤める作業所に1日、行かせていただきました。なるべくたくさんの人と会って話し、納得してから富山に入りました」と明かすと、共演シーンの多かった岩井堂は「佐藤さんは素晴らしい女優さん。ご一緒できて本当に嬉しかったです」と喜んだ。
また2016年12月5日に一般男性との結婚を発表した及川は、「先々月、個人的にも結婚しました」と改めて報告。場内から拍手喝さいが沸き起こるなか、「思い出が詰まったこの温かい作品が、ひとりでも多くの方に届きますように」と思いを込めた。劇中では自身初の白無垢に身を包んだが、撮影時は「結婚の『け』の字も想像していなかった」といい、「初日にだんなさん役の杉浦文紀さんと『はじめまして』で結婚式のシーン。実際の結婚式と同じように最初から最後までやっていただきました」と目を細めた。
一方で及川は、「それで満足してしまいまして、白無垢姿はこれで最初で最後でしょうね」とも語る。撮影後はめでたい話題が続いたそうで、坂本監督が16年12月に結婚式を挙げ、及川含めてキャスト2人、スタッフ6人が入籍。一同は「『結婚できる映画』。ご利益がありそう」と目を輝かせていた。「真白の恋」は、2月25日からアップリンク渋谷ほか全国で順次公開される。
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