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オスカー6部門ノミネート「LION ライオン」本予告編が指し示す“我が家”への旅路

2017年2月7日 16:00

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Google Earthで生まれ故郷を探した実話の映画化
Google Earthで生まれ故郷を探した実話の映画化
2016 Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia

[映画.com ニュース] 第89回アカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされた「LION ライオン 25年目のただいま」の本予告編が公開された。

5歳のときに迷子になり異国の地で育った青年が、25年ぶりにGoogle Earthで生まれ故郷の“我が家”を探し出した実話を映画化。アカデミー賞では、主人公サルーの青年期を演じたデブ・パテルが助演男優賞、その養母を演じたニコール・キッドマンが助演女優賞にノミネート。そのほか、ルーニー・マーラがサルーの恋人役で共演した。

オーストラリアで養父母のもと何不自由のない生活を送っていたインド出身のサルーは、大学でインド人学生との交流したことがきっかけで、5歳のときに生き別れた実の兄と母への思いを募らせる。人生の穴を埋めるため、そしてずっと言えずにいる「ただいま」を伝えるため、おぼろげな記憶とGoogle Earthを頼りに、生まれ育った村を探し始める。

このほど公開された予告編では、たったひとりインドの雑踏で懸命に生き抜く幼いサルーと、故郷から遠く離れたオーストラリアの地で自分のルーツを必死に探し求める大人になったサルーが、次第に重なりあう。育ての親への感謝の気持ちと、いまも自分の帰りを待っているであろうインドの家族への思いのはざまで揺れる主人公の姿が、エネルギッシュな映像とエモーショナルな音楽から浮かび上がる。

LION ライオン 25年目のただいま」は、4月7日からTOHOシネマズ みゆき座ほかで全国公開。

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