「アシュラ」キム・ソンス監督、“修羅場を招く”橋本マナミの色気に大テレ
2017年1月17日 20:05

[映画.com ニュース]「MUSA 武士」のキム・ソンス監督によるクライムサスペンス「アシュラ」の特別試写会が1月17日、東京・千代田区の神楽座で行われ、上映後のトークショーにキム監督と、女優でグラビアアイドルの橋本マナミが登壇。「フィルム・ノワールが大好き」だというキム監督は「昔の同ジャンルに登場する悪党は、暗黒街をバックグラウンドとする者ばかり。その点は現代にはそぐわないので、政治指導者、権力を握る人間、法律を動かす者に置き換えました」と本作に込めた工夫を明かした。
主演のチョン・ウソンをはじめ、ファン・ジョンミン、チュ・ジフンといった韓国を代表する名優たちが結集した本作は、韓国の架空の都市“アンナム市”を舞台に、悪人たちが自らの生き残りをかけた闘いを繰り広げるさまを描き出す。
「演技の晩餐会」と称するほど、キャストたちへの信頼が厚いキム監督。4度目のタッグとなるチョン・ウソンについて「シナリオを書く前から相談していた」と振り返ると「私のことを『お兄さん』と呼んで慕ってくれています。『兄が歌いたい歌があるなら、弟は歌に合わせて踊らなければならない』という言葉が支えになって、完成にこぎつけました」と秘話を披露した。
本作を「全部が男らしくて突き抜けてる。ゾクゾクする作品」と評した橋本。妖艶な魅力に大テレだったキム監督は「女性版『アシュラ』のような物語に、橋本さんを出しては?」と投げかけられると「実はキャストたちとは度々会っていて、また本作のような作品をつくろうと話していたんです。もし次回出演されたら、橋本さんを取り合って、自然と修羅場になる気がしますね。シナリオがなくても、映画が撮れそう」と笑いながら切り返していた。
また、悪人同士による壮絶な修羅場を描く本作にちなみ、橋本がかつて経験した修羅場エピソードを語るひと幕も。24歳の頃、50代の男性と交際していた橋本は「海外旅行の最中、ケンカをしてしまって別れ話になったんですけど……。突然彼が『別れようなんてなんで言っちゃたんだ~!』って叫びながら、床の上をゴロゴロ転がりはじめました」という珍事件を暴露。大爆笑の観客を前にして「男性には『アシュラ』に出てくるような方たちのように、男らしさを貫いてほしいなって思いましたね」と語っていた。
「アシュラ」(R15+)は、3月4日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
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