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中西美帆、“お姉ちゃん”佐藤仁美の「セリフが体に染み込んだ」シーンで大号泣!

2017年1月16日 22:41

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静岡県三島市の市民参加型映画プロジェクトの一企画
静岡県三島市の市民参加型映画プロジェクトの一企画

[映画.com ニュース]佐藤仁美が主演した映画「惑う After the Rain」のプレミア試写会が1月16日、東京・虎ノ門のニッショーホールで行われ、佐藤のほか、共演の中西美帆林弘樹監督が舞台挨拶に立った。林監督は「約1万人の方々に企画の段階から関わってもらいました。これから100年通じるような作品をつくりたかったんです」と並々ならぬ思いで製作に挑んだことを明かした。

同作は、北野武黒沢清の下で助監督として経験を積んだ林弘樹の5作目の長編監督作で、静岡県三島市の市民参加型映画プロジェクトの一環として、「NPO法人みしまびと」が中心となって製作。世界的な衣裳デザイナー・黒澤和子氏、撮影監督の先駆者として知られる高間賢治ら、日本映画界屈指の面々が結集している。結婚式を間近に控えた女性・いずみ(佐藤)、シングルマザーとなった妹のかえで(中西)を通じて、日本の家族制度の抱える光と闇を描く。

ふるさとがえり」「空飛ぶ金魚と世界のひみつ」に続き、林監督とは3度目のタッグになった佐藤は「これだけプレッシャーをかけてくる監督もいないですよ。衣装合わせの時から『佐藤さんにかかってますから』『佐藤さんがいれば大丈夫でしょう』って。勝手に期待しないで」と暴露。中西は、茶目っ気たっぷりに話し観客を笑わせる佐藤を見て「撮影期間中、“お姉ちゃん”って呼んでいました」と振り返り、役づくりに関して「三島という街を理解して撮影に臨みたかったので、ボランティアの方のお宅にショートステイさせていただきました」と女優魂を垣間見せた。

また、舞台挨拶前に行われた囲み取材では、林監督が本作でフィルム撮影を選択した理由を語った。「しばらくはデジタルで映画製作をしていたんですが、本作では“目に見えない”思いや熱量、大切にしてきたものをフィルムに焼きつけることができないかと考えました」と口にすると、佐藤は「フィルム撮影は20年ぶりくらい。失敗してはいけないという緊張感がかなりありましたね」と述懐した。

一方、中西は佐藤との共演シーンに関する思い出深いエピソードを披露。「お風呂場でいずみとかえでが本音を語り合うシーンで、佐藤さんのセリフが体に染み込んでいく感覚があった」として、テストの段階から大号泣。しばらく芝居ができない状態にまでなってしまったという中西が「やっぱり佐藤仁美さんはすごい方だなって……」と尊敬のまなざしを向けると、佐藤は「なんか欲しいものある?」と切り返し、記者たちを笑わせていた。

惑う After the Rain」は、1月21日から東京・有楽町スバル座ほかにて全国順次公開。

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