哀川翔、若き日に「モテた」のは「手品がうまかったから」
2017年1月13日 15:00

[映画.com ニュース] 俳優の哀川翔が1月12日、都内で行われた映画「ザ・コンサルタント」の男性限定トークイベントに登壇。ベン・アフレックが演じた主人公を題材に、多面性やギャップを持つ男の魅力について熱く語ったほか、書初めを行った。
平凡な会計士として暮らしながら、裏では闇社会の“会計係”兼掃除屋として暗躍するミステリアスな男クリスチャン・ウルフ(アフレック)の活躍を描く本作。無表情かつ神経質、百発百中のスナイパー、年収1000万ドルながらも、異性とのコミュニケーションが苦手といったさまざまな“顔”を持つウルフにちなみ、監督やレーシングドライバー、カブトムシ愛好家でもある哀川が作品の魅力を語った。
哀川は本作を「動と静のメリハリをここまでハッキリと見せる映画はなかなかない。アクションや恋をうまく取り入れて、まとめる力がすごい。その奥底に大きなテーマもある」と構成を称賛。キャラクター造形に関しても「小物の配置で人間性を見せる。アクションも実践可能な、見せるよりも戦っている感の伝わってくるものだった」とうなっていた。
ウルフは他者とのコミュニケーションが不得手で、ヒロインのデイナ(アナ・ケンドリック)にもなかなか心を開かない。自身の若いころを振り返り「モテたかモテないかで言ったらモテた」と豪語する哀川は、秘けつを「手品がうまかった」と説明。「子どものころは、ケンカが強い、頭がいい、足が速いとモテるけど、20歳を過ぎたら手品です」と独自のモテ理論を展開した。
自身の多面性、多才ぶりについても、年齢を重ねた上で「“やり残したことはないか?”と振り返ったときに、昔、やりたかったことを今やっているだけ。カブトムシもそう。若いころの趣味で、飽きてやめたりしても、大人になってトライすると(上達の)近道です!」と経験を交えて語り、「若い時は三日坊主でいいから何でも手を出すといい!」と訴えた。イベントでは、書道の初段の腕前を披露。観客に向けて「気」と書き記し「気持ち、気合い……人と付き合うには、表面ではなく、やはり気持ちです!」と激励した。
「ザ・コンサルタント」は1月21日から全国公開。
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