永野芽郁、初主演作撮影で見せた“無邪気な魅力” 笑顔で現場をけん引
2016年12月21日 14:00
[映画.com ニュース] 永野芽郁、三浦翔平、白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が共演した映画「ひるなかの流星」の撮影現場が、このほど東京・練馬区の東映東京撮影所で報道陣に公開された。映画初主演を飾った永野を含めた3人が、精力的に駆け抜けた約2カ月間を振り返った。
やまもり三香氏の同名漫画を、「パラダイス・キス」「四月は君の嘘」などの新城毅彦監督が映画化。東京の学校に転校してきた女子高生・すずめが、軟派な担任教師・獅子尾五月(三浦)と無愛想なクラスメイト・馬村大輝(白濱)との三角関係に揺れ動くさまを描いた。
教室のセットが使用されたこの日は、すずめが予期せぬ獅子尾の登場に慌てふためくシーンを撮影。誰もいない教室で探し物をしていたすずめのもとに、出席簿を忘れた獅子尾がやってくる。「顔、顔!」と焦るすずめはカーテンに包まって隠れるが、獅子尾は「な~にしてんのっ」と上機嫌でカーテンを開ける。至近距離で数秒間見つめあうと、気まずさに耐えかねたすずめは教室を飛び出し、獅子尾はその行動に、目をぱちくりさせて「あれは、ビビるわ……」とときめく。新城監督は2人の寄り・引きだけでなく、画角を細かく切り替え10数カットを丁寧に撮影していった。
現場では永野が、“座長”としてスタッフ・キャスト陣を積極的にけん引。本番に臨む際には走ってカメラの前に向かい「お待たせしました~!」と笑顔を振りまく。合間には、三浦と差し入れのみかんを頭に乗せて写真撮影したほか、同年代の若手女優のモノマネ披露などで笑い合っていた。
無邪気な明るさが、人を引き付けるのだろう。初めてヒロイン役を務めた「俺物語!!」(2015)でも、主演・鈴木亮平に「現場のスタッフ・共演者をみんな味方につけてしまう」「同じクラスにいたら絶対好きになっちゃう」と言わしめたほど。11月下旬にクランクアップを迎えており、永野は「10月の頭にクランクインしてから、1日1日がはやくて、めまぐるしい毎日でした」と振り返る。「何が楽しかったとか、何が大変だったというのが、パッと思い出せないくらい。すごくバタバタと進んでいった感じがします」と忙しなさに目が回った様子だが、スタッフ・共演者陣へ「わからないことも沢山ありましたし、迷惑をかけてしまうこともいっぱいあったんですけど、それをフォローしてくださって、楽しい現場をつくってくださった」と感謝を述べた。
演じたすずめは、「自分自身と重なるところがすごく多い」といい、「マイペースなところだったり、何かちょっとぼーっとしているところだったり」と説明。役作りを「なので、普段の自分だったらこう思うだろうっていうのを、すずめだったらどう思うかなって考えて、ちゃんとすずめと向き合いながらやっていこうと意識していました」と話した。
そんな永野について、三浦は「芽郁ちゃんは17歳ですが、そんなにジェネレーションギャップを感じなかった」といい、「(永野は)とにかくラーメンが好きです(笑)。あとは駄菓子を買いに行きましたし、近所の子って感じですね」と評す。白濱も「ずっとこういう現場で戦っている俳優さんというのはすごいなと、純粋に思いました」と最敬礼で、「立ち振る舞いとか、撮影の慣れとかもすごいなって思いましたし、そういうところでは僕が普段アーティストをやっている時には経験できないようなことなので、めちゃくちゃ勉強になりましたね」と刺激を受けていた。
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