「ReLIFE」中川大志&平祐奈、雪降る仙台で奮闘!千葉雄大の投げキスで現場ほっこり
2016年12月17日 12:00

[映画.com ニュース] 夜宵草氏の人気漫画を中川大志と平祐奈のダブル主演で実写映画化する「ReLIFE リライフ」の撮影現場がこのほど、宮城・仙台の尚絅学院大学で報道陣に公開された。
漫画アプリ「comico」で連載中の人気コミックを、「クローバー」の古澤健監督が実写化。社会復帰プログラム「リライフ」の被験者に選ばれた27歳のニート・海崎新太(中川)が、薬によって10歳若返り、1年間限定で高校生として生活するなかで未来を変えていく姿を描く。海崎役の中川のほか、同級生の日代千鶴を平、大神和臣を高杉真宙、狩生玲奈を池田エライザ、小野屋杏を岡崎紗絵、リライフ研究所職員・夜明了を千葉雄大が演じる。
この日撮影されたのは、物語の中盤以降に展開される学園祭での野外ライブのシーン。午後には雪が降り始めたが、中川、平、高杉、池田の4人がダンスを披露するなど、体を張る場面が続く。撮影の合間には、集まった大勢のエキストラが寒さのあまり悲鳴を上げていたが、午前中に撮影を終えた千葉がサプライズで登場し“キラースマイル”と投げキスをサービスすると、黄色い歓声に様変わりし、現場は一気にほっこりムード。さらに、主要キャスト&エキストラという大人数で記念撮影を行うと、全員が寒さを忘れて大盛り上がりだった。
撮影終了後には中川と平が取材に応じ、互いの印象や役に対する思いを明かした。18歳・現役高校生の中川は、実年齢よりも9歳年上の役を演じることに対し「新たな挑戦。不安も大きかった。27歳の海崎のパートを前半戦で撮り終えているのですが、手応えはあります」と胸を張る。さらに「大きく意識しているのは感覚的なところ」だと明かし、「27歳が10年ぶりに高校生に戻った時に、どういう風に動いたり感じたりするのかっていうことを常に(頭に)置いている。油断すると普段の感覚が出てしまいそうなので、大人としての戸惑いみたいなものは、意識しながらやれたらいいなと思って演じています」と説明した。
「きょうのキラ君」(2017)、「青鬼 ver.2.0」(2015)に続き、3度目の映画共演となる2人。平は「毎回思うのですが、真面目な方だし、いろんな表情を持たれている。監督と熱心に『ここって海崎の思いとしてはこうだと思うのですが』とか話している」と中川の芝居に対する姿勢を明かし、「同い年とは思えないくらいに尊敬することばかりだなって思わされていますね」と最敬礼だ。
一方の中川も、平を「めちゃくちゃ研究してきている。役のことをノートにまとめて書いていたり、クランクインする前からこんなに準備しているのはすごいなと思った。読み込んでいるんだなと伝わるお芝居というか、日代さんの表情や動きといった細かい部分まですごく伝わってくる。そういうのって、原作ファンの方には伝わると思うし、大事な部分だと思う」と称賛し、互いに深い信頼をのぞかせた。
「ReLIFE リライフ」は、2017年4月15日から全国公開。
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