「バイオハザード」ミラ・ジョボビッチ、女戦士ローラの“変身”ぶりに太鼓判!
2016年12月14日 12:00
[映画.com ニュース] カプコンのゲームを基にした大ヒットシリーズの完結編「バイオハザード ザ・ファイナル」のワールドプレミアが12月13日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催され、主演のミラ・ジョボビッチ、本作でハリウッドデビューを飾ったモデルのローラ、本作で親子共演を果たしたジョボビッチの娘エバー・アンダーソン、アリ・ラーター、ウィリアム・レビ、オーエン・マッケン、イ・ジュンギ、ポール・W・S・アンダーソン監督が勢ぞろいした。
女戦士アリス(ジョボビッチ)と宿敵アンブレラ社の死闘がついに決着する第6作は、12月23日に日本で世界最速公開される。約14年間にわたるシリーズの完結編とあって、国内外からアンデッド風メイクを施した熱狂的なファンが数多く詰めかけた。会場にアンブレラ社のロゴマークがプリントされたトラックが到着すると、中から約100体のアンデッドがなだれ打って登場。ギャラリーが歓声と悲鳴に包まれるなか来日メンバーがステージに姿を現し、盛り上がりは最高潮に達した。
人工知能レッドクイーン役で出演したエバーの手を引いて登場したジョボビッチは、「コンニチハ、ジャパーン!」と絶叫。主演女優としてリーダーシップを発揮して場をけん引しつつ、夫のアンダーソン監督と共にエバーの肩に手を添えるなど、母としての顔も見せた。笑顔を振りまいて周囲を魅了したエバーは、「日本はスーパーカワイイ!」とニッコリ。キャストや監督と約1時間にわたってファンサービスやテレビ局のインタビューに努めた。
クールな女戦士コバルトに扮したローラは、英語でコメントしたのち自ら日本語訳する気遣いを見せ「参加できてすっごくうれしいし、台本も素晴らしく最終章だから迫力もすごくて、ドキドキハラハラする映画になっていると思う。ぜひ見てね!」と笑顔でアピール。「ハリウッド映画だし役作りは大変だったけど、(共演者の)皆さんも監督もすっごく優しくて、道全部をセットにするような迫力のおかげで役に入りこめた。本当に素敵な経験だった」と感無量の面持ちだった。
ジョボビッチは「みんな映画を見たとき、きっとショックを受けると思うわ。ローラはすごく激しい戦士に変身しているから。初めて会ったときはメイク用のトレーラーの中で、ファッションや美容、ラーメンの話なんかをしていて彼女がどうやって戦士になるのかなと思っていたの。でも、衣装を着て銃を手にしたローラはクレイジーなくらいの戦士に早変わりしたのよ。その変身ぶりを見て、彼女が女優としても素晴らしいと思ったし、皆さんもきっと楽しんでいただけるはずよ!」と絶賛した。
「バイオハザード ザ・ファイナル」は、12月23日から世界最速公開。