土屋太鳳「続編作りたい」 主演作「トリガール!」充実のクランクアップ
2016年11月25日 06:00

[映画.com ニュース] 土屋太鳳が鳥人間コンテストに挑む理系女子大生を演じた主演映画「トリガール!」が、このほどクランクアップした。土屋は「続編を作りたいくらいです」と語り、充実した撮影の様子をうかがわせている。
同作は、「100回泣くこと」「デビクロくんの恋と魔法」などで知られる中村航氏による同名小説の映画化で、一目ぼれした先輩に誘われ、人力飛行機の大会「鳥人間コンテスト」に出場するサークル「T.B.T」に入った鳥山ゆきなが、仲間と切磋琢磨し成長する姿を描く青春エンタテインメント。監督を「高校デビュー」「ヒロイン失格」で知られる英勉が務めた。
土屋の撮影最終日は、実際の「鳥人間コンテスト2016」優勝大学である日大理工学部の船橋キャンバス内にある滑走路を借りての屋外撮影となり、現場には共演の間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザ、矢本悠馬も結集。学生も見学に多く集まり、土屋のクランクアップを知らせる声がかかると大きな拍手が巻き起こるなど、和やかな空気の中で行われた。

土屋は今作で、言いたいことを何でも言ってしまう毒舌ツッコミ女子という、これまでのイメージにない役どころに挑戦。加えて、人力飛行機のパイロット役としてロードバイクの運転にも挑んだが、高い身体能力で知られる土屋は、スピードの出る坂道でも臆さず、初心者ながら時速48キロを出してみせるなどし、スタッフを驚かせた。撮影を終えて「本当に幸せ夏でした。撮影が終わって欲しくない、まだ飛んでいたい、着水したくない! なのに終わってしまって……勝手に続編を作りたいくらいです」と話し、手ごたえを感じている様子だ。
また、土屋と間宮、高杉の演じるキャラクターたちの三角関係も見どころで、コミカルな掛け合いやアドリブなど息のあった演技を披露。ゆきなが嫌いなのにパイロットコンビを組むことになる坂場先輩を演じた間宮は、「台詞は売り言葉と買い言葉のラリーの応酬。とても自由に楽しく過ごさせて頂き幸せでした。それができたのも監督と土屋太鳳さんをはじめとする今回のトリガールのチームワークによるものです」と語っており、ゆきなが憧れる高橋先輩役の高杉も「T.B.Tとみんなと過ごした夏は、本当に楽しい時間でした」とコメント。本物のサークルさながらの結束力で、充実した時間を過ごしたようだ。
「トリガール!」は2017年9月に公開される。
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