渡辺謙、主演ドラマ「しあわせの記憶」で“現代版寅さん”に「リアリティ感じるかも」
2016年11月24日 06:00

[映画.com ニュース] 俳優の渡辺謙が、毎日放送の開局65周年記念番組として制作されるスペシャルドラマ「しあわせの記憶」に主演する。渡辺は、離婚して出ていったにもかかわらず5年ぶりにふらりと舞い戻ってくる父親という役どころ。これによって家族にさまざまな波風が立っていくホームドラマで、2人の娘を北川景子、二階堂ふみ、母親を麻生祐未が演じる。
演出・プロデュースの竹園元氏が、「開局記念ドラマということで、テレビドラマの原点であるホームドラマにこだわり、原作に頼らないオリジナルの物語を作りたい」と企画。「セカンドバージン」などで知られる大石静さんが脚本を書き下ろした。
5年ぶりに帰ってきた太郎が、娘たちや母親がそれぞれに抱える仕事や恋愛、生活の悩みにどんどんと介入していくことで、家族としてのきずなを見つめ直していく。渡辺は、事業の失敗で借金を負い、離婚して家を出たが家賃の滞納でもといた家に転がり込んでくるという設定で「脚本を読んだ時は、新春なのにこんな“ダメ男”でいいのかと不安になった」と冗談めかす。
それでも、撮影を経ていく過程で「今はいろんな形態の家族が世の中に存在しているので、逆にすごくリアリティを感じるのかもしれないという気がしてきた。現代版の寅さんのような感じで演じています」と意欲的。「ほっこりして笑えるところもあり、シリアスに家族を振り返るところもあり、今までにない不思議な形の家族で見られるほんわかしたドラマ。この家族を見れば、ウチはまだましかな?と思っていただけるのでは」と手応えをつかんでいる様子だ。
撮影では、キャストと竹園氏が1カットごとに盛んに意見を交わしているそうで、志村彰プロデューサーは「1観客として笑ってしまったり、ジーンとしてしまったり、とてもいい雰囲気になっている」と太鼓判。竹園氏も、「タイプの違う芸達者なキャストに恵まれ、現場ではどんどん物語が膨らみ、これからの新しい家族の形が提示できると思います」と自信のほどをうかがわせている。
他に千葉雄大、三浦貴大、山崎樹範、菅原大吉らが共演。「しあわせの記憶」は2017年1月8日午後9時から、TBS系で放送される。
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