父娘の感動の実話「下剋上受験」がドラマ化!阿部サダヲ&深田恭子が夫婦に
2016年11月23日 06:00
ドラマは、父と娘が二人三脚で歩んだ約500日間と、家族の絆を映し出す。主人公・桜井信一(阿部)と妻・香夏子(深田)は、ともに最終学歴が中学校のいわゆる“中卒”。信一は学歴に苦しめられてきた自らの人生を振り返り、娘・佳織にはエリート人生を歩んで欲しいと一念発起。妻の反対を押し切り、中学受験を目指して佳織とともに寝る間も惜しんで勉強し始める。
阿部は、「このドラマは、“絶対に諦めない”がひとつのテーマだと思います。自分自身もそういう思いで役者になり、『こうなりたい』と思っていた事を少しずつクリアしてきました。桜井信一という役を通して、そういう思いを伝えていきたいですね」と意気込む。一方の深田は、「現代なのですが、なぜか懐かしく感じるこの温かい家族のなかで、妻として、母として、奮闘していきたいと思います」と語っている。
佳織を演じるのは、250人の中からオーディションで選ばれた山田美紅羽。阿部、深田との共演に「すごく興奮して、挨拶のときから緊張していました」というが、「一緒に演技をしていてすごく面白く、引っ張って行ってもらっている感じがします。それに負けないように頑張りたいと思います!」と役さながらの気合を見せる。
原作者の桜井氏は、著書がドラマ化されることに「あまりの大ニュースに喜び方すらわからなくなるほどです」と驚きを隠せない様子で、「子どもの未来を変えようとすることが、家族まで大きく変えるという我が家の実体験を、ドラマを通じて視聴者の皆さまに知っていただけたら幸いです」とコメントを寄せている。
ドラマ「下剋上受験」は、阿部、深田、山田と要潤、風間俊介、小林薫、若旦那(湘南乃風)、皆川猿時、岡田浩暉、川村陽介、小芝風花が共演する。TBSで2017年1月から毎週金曜午後10時放送。