「クリスマス・キャロル」創作過程を描く新作でダン・スティーブンスが文豪に
2016年11月13日 21:05
[映画.com ニュース] イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」創作過程を描く新作映画「The Man Who Invented Christmas(原題)」で、英俳優ダン・スティーブンスがディケンズ役を演じることが決定した。
米Deadlineによれば、クリストファー・プラマーが「クリスマス・キャロル」の主人公スクルージ、ジョナサン・プライスがディケンズの父親役で共演。米歴史家で作家のレス・スタンディフォードによる同名書籍をもとに、「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」のスーザン・コインが脚色を手がけ、バハラット・ナルルーリ監督(「SPOOKS スプークス MI-5」「ペティグルーさんの運命の1日」)がメガホンをとる。
1843年10月、前3作が失敗に終わったディケンズが、その後170年以上にわたり愛され続ける物語を6週間で書き上げたてん末が描かれるようだ。全米配給権を獲得したブリーカー・ストリート・メディアCEOで、製作総指揮を務めるアンドリュー・カーペンは、「ディケンズの創作過程をめぐるモーショナルな物語で、彼がクリスマスの慈愛の精神をいかに愛していたかを描き出します」と説明。12月に撮影を開始し、来年のホリデーシーズンに全米公開を目指すという。
英テレビシリーズ「ダウントン・アビー」でブレイクしたスティーブンスが野獣役を演じた、ディズニーの実写版「美女と野獣」は17年4月21日公開。