加藤夏希、オムニバス映画「愛∞コンタクト」は「人生の分岐点にあった作品」
2016年11月5日 23:20

[映画.com ニュース] 女優の加藤夏希がヒロインのひとりを務めたオムニバス映画「愛∞コンタクト」が11月5日、東京・渋谷ユーロスペースで公開初日を迎え、加藤のほか、各話に出演した広澤草、中原翔子、監督を務めた渡辺あい、幕間映像の演出を担当した淺雄望監督が舞台挨拶に立った。加藤は「『愛とはなんだろう?』とずっと考えてしまう作品です」と本作の魅力を説明した。
映画は、アダルトビデオ界の巨匠・代々木忠による著書「つながる セックスが愛に変わるために」を基にした、3つのエピソード「感電」「おはよう、マコちゃん」「LOVE REVOLUTIONS」で構成。自分と向き合うことができない現代の女性たちの愛のかたちを描いている。
原作本のタイトルにちなみ、加藤と広澤が“つながる”に関連したエピソードを披露。「LOVE REVOLUTIONS」でプライドの高すぎる女優・愛子に扮した加藤は、「撮影最終日が2014年の7月7日。その2年後の同じ日に出産したんです。まさに私自身の人生の分岐点にあった作品です」と不思議なリンクがあったことを明かし、「あとはこの作品がDVDになった時、離婚しないように努めます」と場内の笑いを誘っていた。
一方、「おはよう、マコちゃん」で恋人に依存するヒロインのマコを演じた広澤は、「実は友達にマコって子がいて、私が演じているキャラクターとそっくりなんです。いつも相談を受けていて、本当にダメな子なんですけど」と明かし、「でも、その友達がいたからこそ、キャラクターに自然と感情移入ができたんです」と告白。「友達のマコちゃんはその後どうなりましたか?」と尋ねられると、「実は撮影後、結婚したんです!」とほほ笑んでいた。
また、この日はスペシャルゲストとして代々木が登場し、早川ナオミ名義で映画初プロデュースも務めた中原に花束を手渡した。粋な計らいに涙ぐむ中原に対し、「81年頃からアダルトビデオを手掛けているんですが、出演者と向き合うなかで『21世紀は女性の時代であるべきだろうな』と強く意識するようになりました。東日本大震災以降に執筆した原作は、女性にむけて書いたもの。中川さんが『女性の監督、女性の主演で映画化したい』と申し出てくれた時、驚きと、それ以上の喜びがありました」と深い謝意を示した。
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