種崎敦美「ポッピンQ」の“ラブライブ化”に乗り気「やりますか!」
2016年10月31日 20:15

[映画.com ニュース] 東映アニメーション60周年記念作「ポッピンQ」の7分間にわたる特別映像が10月31日、第29回東京国際映画祭内のアニメーション特別企画「TIFFアニ!!」で上映された。声優の種崎敦美と宮原直樹監督が、東京・有楽町の東京国際フォーラムでのトークショーに出席した。
映画は、思春期の少女たちがぶつかり合い、成長していく姿を華やかなダンスや音楽を交えてつづる青春ストーリー。中学校の卒業式を目前に控えた15歳の少女5人が、偶然手に入れた「時のカケラ」の不思議な力によって、全ての世界の時間軸に通じる「時の谷」に迷い込み、ダンスの力で世界を救おうと奮闘する。
宮原監督は、「プリキュア」シリーズのダンス映像を数多く手がけており、本作もダンスシーンに力を入れている。映像のクオリティに感動したという司会のフジテレビ・笠井信輔アナウンサーが「実際に踊ったりっていうことを完成披露試写会とかでやった方がいいですよ。今そういうの流行っているじゃないですか、『ラブライブ!』とかさ! やった方がいいですよ、皆さん一緒に!」と提案すると、種崎は「そうですね……」と戸惑い気味。だが、宮原監督からも「種崎さん、やられていますよね? 舞台とか」と猛プッシュされると、種崎は吹っ切れたように「や、やりますか!」と身を乗り出して応じていた。
本作は、躍動的なダンスシーンが展開される一方で、少女たちの心の葛藤も繊細に描いている。宮原監督は制作経緯を「CGで、ダンスムービーを色々作っていたんです。だんだん絵はきれいになっていくのですが、それにドラマもつけられないかとずっと考えていた。それが5年前。そうやってころころ転がして、いろんなネタを集めてできたのが『ポッピンQ』なんです」と説明した。
さらに、映画のキーワード「人生をやり直す」とかけて、「やり直したい瞬間はありますか?」と問われた種崎は「声優になる前に就職して働いていた時期があったんです。声優の養成所に入るお金を貯めるために就職したんですけど、やめるタイミングがターニングポイントだった。もうちょっと早くやめていたら、もうちょっと早く声優を始められていたのかなとか。今は若い方がすごく多いので。無駄はなかったのだろうけど、どうだったのかなって」と赤裸々な思いを明かした。
5人のヒロインの声を、種崎のほか瀬戸麻沙美、井澤詩織、小澤亜李、黒沢ともよが担当する「ポッピンQ」は、12月23日から全国公開。
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