松井玲奈「はらはらなのか。」で喫茶店店主に!
2016年10月28日 05:00
[映画.com ニュース] 元「SKE48」の松井玲奈が、酒井麻衣監督の商業映画デビュー作「はらはらなのか。」に出演していることが明らかになった。松井の姿をとらえた場面写真や、主要キャストが結集したティザービジュアルが初披露。また、同作の公開日が2017年4月1日に決定した。
ファッション雑誌「キラピチ」の専属モデルやテレビ番組「おはスタ」の「おはガール」としても活躍する13歳の注目女優・原菜乃華が、本人役で映画初主演を果たしたファンタジックな作品。原本人を題材に、子役上がりの少女・ナノカ(原)が、女優として活躍していた亡き母が生前に出演していた舞台のオーディションに挑むさまを描く。
松井が演じるのは、ナノカが不思議な運命に導かれて迷い込んだ喫茶店の若き店主・リナ。物語のキーパーソンとなる重要な役どころのため「今回、あたたかくてちょっぴり不思議なこの物語に参加することが出来てとても嬉しいです。私の演じた役は、なのかを見守る存在で、それが姉のようでもあり母親のようでもあって。なのかを見守れる関係性が作れたらいいなと思ってやっていました」と撮影を振り返る。そのうえで、「監督は自分と同じ25歳で、奮闘する姿にも刺激をもらいました。皆さんに見ていただくのが楽しみです」と達成感をにじませた。
一方、酒井監督は「撮影前、脚本について話し合い、撮影中も熱心に質問やアイディアをくださる松井さんの姿。映画を一緒に作っているという意識が高く、撮影中、時間の都合上、言葉を交わせなくても途中からはアイコンタクトで、通じあえているような気がしました。その強い眼差しを思い出すだけでゾクゾクします」と松井の女優としての姿勢を称賛。そして「玲奈さんの優しく主人公を見守る姿、そしてめちゃんこ可愛く素敵な喫茶店の制服姿を来年4月に皆さんにお届けするのが待ち遠しいです」とアピールした。
「はらはらなのか。」は、17年4月1日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開。