マーク・ライランス主演、クッツェー「夷狄を待ちながら」が映画化
2016年10月24日 19:30

[映画.com ニュース] ノーベル文学賞を受賞した南アフリカ出身の作家J・M・クッツェーの小説「夷狄を待ちながら(原題:Waiting for the Barbarians)」が、「ブリッジ・オブ・スパイ」(2015)でアカデミー賞助演男優賞を受賞した英俳優マーク・ライランス主演で映画化されることがわかった。
1980年に発表された「夷狄を待ちながら」は、静かな辺境の町で民政官を務めてきた初老の男(ライランス)を語り手に、帝国の支配者と夷狄(いてき・野蛮人の意)の姿が描かれる。
米Deadlineによれば、今回の映画化はクッツェーが自ら脚色にあたり、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」のマイケル・フィッツジェラルドが製作、コロンビア出身のチロ・ゲーラ(「大河の抱擁」)が監督を務める。
クッツェーの小説は、2008年に代表作「恥辱(Disgrace)」(日本未公開)がジョン・マルコビッチ主演で映画化されている。
関連ニュース





【第50回トロント国際映画祭】注目の世界初上映作 クリス・エバンス「Sacrifice」、ラッセル・クロウ×ラミ・マレック「Nuremberg」、マッツ・ミケルセンの異色ホラーなど
2025年9月11日 15:00

映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント