薬の副作用で“魚人間”になっちゃった!? 「フィッシュマンの涙」12月17日公開
2016年10月21日 15:00

[映画.com ニュース] 第66回カンヌ映画祭短編部門パルムドール受賞作「セーフ(原題)」の脚本を担当した俊英、クォン・オグァン監督が、長編映画デビューを飾った「フィッシュマンの涙」の日本公開が12月17日に決定し、メインビジュアルと場面写真7点が披露された。
名匠イ・チャンドンがエグゼクティブ・プロデューサーを務めた本作は、平凡な若者が新薬の副作用によって“魚人間”に変貌してしまうという斬新な設定だ。TVドラマ「トンイ」や韓国映画「コンフェッション 友の告白」で注目された個性派俳優イ・グァンスが、4~6時間を費やす特殊メイクと8キログラムを超えるマスクを着用し、“外見は魚、心は人間”の半魚人という難役に挑戦。「犬どろぼう完全計画」のイ・チョニ、「私のオオカミ少年」のパク・ボヨンら韓国映画界の次世代を担う若手スターたちも出演している。
平凡なフリーターの青年パク・グ(イ・グァンス)は、報酬目当てで製薬会社の新薬治験に参加。原因不明の副作用のせいで“魚人間”に突然変異してしまった彼は、メディアに取り上げられたことで、一躍脚光を浴びることに。本人の意思とは裏腹に時代の寵児になるが、その栄光は長く続かなかった。やがてパク・グの窮状を知った彼の父親や恋人、人権派の弁護士やスクープを狙う新米記者らが、私欲にまみれた製薬会社に立ち向かう。
コミカルな展開の中にも辛らつなテーマを織り込み、現代社会の問題点が浮き彫りにされる過程を巧みに活写。奇想天外なシチュエーションや心にしみるセリフを通じて“人生を豊かにしてくれるものとは何か?”という素朴な疑問に対する答えを導き出していく。
「フィッシュマンの涙」は、12月17日から東京・シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
【第18回アジア・フィルム・アワード受賞結果】最優秀作品賞は「All We Imagine as Light」 日本勢は「敵」吉田大八が監督賞、「HAPPYEND」栗原颯人が新人俳優賞
2025年3月17日 08:00
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい超衝撃】世界中の観客が熱狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震える体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ