大友啓史監督&カエル男登場に800人熱狂!小栗旬主演「ミュージアム」が釜山で上映
2016年10月20日 17:00

[映画.com ニュース] 小栗旬主演で巴亮介氏の人気漫画を実写映画化した「ミュージアム」が現地時間10月14日、韓国で開催された第21回釜山国際映画祭の「Midnight Passion部門」で上映された。メガホンをとった大友啓史監督と、劇中に登場するカエル男(扮装)が釜山シネマセンターでの舞台挨拶に出席し、深夜にもかかわらず駆けつけた観客約800人を熱狂させた。
「るろうに剣心」「秘密 THE TOP SECRET」の大友監督がメガホンをとったサイコスリラー。雨の日にだけ起こる猟奇殺人事件を追う刑事・沢村久志が、カエルのマスクをかぶった犯人「カエル男」の策略にはまり、憎悪をつのらせながら事件に挑む姿を描く。
映画の上映が始まり、最初の猟奇殺人が映し出されると、満場の観客は一斉にざわめきの声を上げた。終映まで席を立つ者は誰一人おらず、「ONE OK ROCK」による主題歌とともにエンドロールが流れ終わると、作品と大友監督に対する拍手が劇場を包み込んだ。
その後、大友監督にサインを求める韓国のファンが殺到。日本からも観客約100人が今作のために来場しており、カエル男とともに写真撮影に応じるなど熱心にファンサービスを行っていた。また大友監督は、スペインのシッチェス・カタロニア映画祭(10月9日)、東京・六本木でのジャパンプレミアイベント(13日)にも参加。6日間で3カ国の旅路を走破した。
映画「ミュージアム」は妻夫木聡、尾野真千子、野村周平、丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋らが共演。11月12日から全国公開。
(C)巴亮介/講談社 (C)2016映画「ミュージアム」製作委員会
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