栗原類「普通の人間役は2年ぶりくらい」 新木優子主演作で“チャラい役どころ”に
2016年10月12日 05:00
[映画.com ニュース] 「ゼクシィ」8代目CMガールを務めた新木優子が主演した映画「インターン!」の完成披露試写会が10月11日、東京・新宿ピカデリーで行われ、新木をはじめ共演の岡本杏理、鈴木友菜、佐野岳、青木玄徳、栗原類がリクルートスーツ姿で舞台挨拶に立った。
大学3年生の川倉晴香(新木)らゆとり世代の学生たちが、超難関企業のインターンシップに挑む姿をユーモラスかつファンタジックに描いた。2度目の映画主演で就職活動生役に挑んだ新木は、撮影を「すごく不安な気持ちでいっぱいでしたが、気心の知れた『non-no』モデルのキャストも多く、リラックスして撮影に臨めましたし、男性陣も気さくに話しかけてくださった」と振り返り、今作の完成に満面の笑みを見せた。
青木と向き合うシーンが多かったそうで、新木は「青木さんの目力がすごくて、見つめ合うとドキッとして時が止まってしまう」と照れ笑い。さらに「目の演技ってこんなに大事なんだと感じました。普段は優しいのに、気合が入ったときはキッとなる。思い出しただけで……」と思いを馳せると、青木は「妙に緊張しますね」とはにかんでいた。
また、物語のキーパーソンとも言える死神役に扮した佐野は、「また人以外の役です(笑)!」といい、「このなかで死神と言ったら……。そう思っていたら僕に役が来た」と栗原をチラリ。栗原は「それには触れない方向で」と低い声で答え、佐野は「以前、最終的に神様になる役をやっていましたが、今度は死神。望むところだと思いました」と意気揚々と話した。
さらにパブリックイメージとは異なり、ナンパな役どころに扮した栗原は、「今までやっていたのは吸血鬼や超能力者役。普通の人間役を映像で演じるのは、2年ぶりくらい」と明かし、場内を驚かせる。それだけに「チャラさが似合わないということは、自分が一番わかっています。死神役が佐野さんと聞いて、うらやましいなと思った」と苦笑交じりにぼやき、自身のナンパな一面については「まったくありません」と断言していた。
「インターン!」は、11月5日から東京シネ・リーブル池袋、大阪シネ・リーブル梅田ほか全国で公開。