イーサン・ホークが50年代ファッションを着こなす「ブルーに生まれついて」新場面カット
2016年10月3日 12:00

[映画.com ニュース] 俳優のイーサン・ホークが、伝説のトランペット奏者でボーカリストのチェット・ベイカーを演じた「ブルーに生まれついて」の新場面カットがお披露目された。1950年代にアメリカで流行したアメリカンカジュアル・ファッションに身を包んだホークの姿が確認できる。
衣装を担当したアン・ディクソンは、「繊細で自然主義的なこの時代の美的感覚を捉えるべく、全体にパステルブルーとブラウンを好んで取り入れた」と語る。ホークが着こなすカジュアルながらシックな服装は、様々な新しい文化が生まれた50年代を描く今作の見どころのひとつだ。
またベイカーは、同じ時代に人気を博した俳優ジェームズ・ディーンと似た甘いマスクを持っていたことから、“ジャズ界のジェームズ・ディーン”と呼ばれた。ディーンが好んだ白いTシャツとジーンズというシンプルな装いは、若者の絶大な支持を受け、ベイカーも56年に発表したアルバム「チェット・ベイカー・シングス」のジャケット写真で白いTシャツを着用。“時代の寵児”ディーンと瓜ふたつの姿が収められている。
黒人ミュージシャンが主流だった50年代のモダンジャズ界において、白人でありながら人気を博したベイカーだったが、やがて麻薬におぼれ、どん底の生活を送るようになる。しかし、ひとりの女性との出会いにより、再生の道を歩んでいく。
「ブルーに生まれついて」は、11月26日から東京・渋谷のBunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国で公開。
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