音楽の力が学校を救う!ケベック映画賞6部門獲得「天使にショパンの歌声を」来年1月公開
2016年10月3日 14:29

[映画.com ニュース] 音楽学校で巻き起こる感動の物語を描き、今年度のケベック映画賞で作品賞を含む最多6部門を制した「ラ・パッション・ドゥ・オーギュスタン(原題)」が、「天使にショパンの歌声を」の邦題で来年1月に公開されることが決定。あわせて、ひたむきに音楽に打ち込む女生徒たちの姿を収めたポスター画像がお披露目された。
映画は、1960年代のカナダ・ケベック州の小さな町で、修道院が運営するかつての合唱名門校が閉鎖の危機に立たされ、教師と生徒たちが音楽で学校を救おうとするさまを映し出す。レア・プール監督がメガホンをとった。
窮地に立たされた校長のオーギュスティーヌ(セリーヌ・ボニアー)は、音楽の力で世論を動かそうと考えつく。一方で、転校してきたばかりの姪で問題児のアリスにピアノの才能を見出し、心を閉ざしたアリスに音楽の素晴らしさを教える。
ショパンの「別れの曲」やリストの「愛の夢」、モーツァルト、ベートーベンのピアノソナタ、ビバルディの合唱曲「グローリア」など数々のクラシックの名曲が物語を彩り、アリス役のライサンダー・メナードをはじめ、キャストは全員吹き替えなしで演奏、合唱に臨んでいる。
「天使にショパンの歌声を」は、2017年1月14日から東京・角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。
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