スティーブン・キング「アトランティスのこころ」が再映画化
2016年10月2日 11:40

[映画.com ニュース]スティーブン・キングの小説「アトランティスのこころ(原題:Hearts in Atlantis)」の映画化が企画されていることがわかった。
1999年に発表された「アトランティスのこころ」は、2つの短編と3つの中編から構成される。主人公のボビーを中心に、1960年から99年までの、登場人物や場所などが密接に絡み合う5つの物語が展開する。キング自身の少年から青年時代が投影されていると言われる非ホラー小説だ。
2001年には、スコット・ヒックス監督、アンソニー・ホプキンス、故アントン・イェルチン、デビッド・モースらの出演で映画化されたが、その際には60年の少年期が舞台の「黄色いコートの下衆男たち」と、99年の老年期が舞台の「天国のような夜が降ってくる」がモチーフになっていた。
一方、今回の映画化は、66年のベトナム戦争時のアメリカを舞台に、カードゲームに夢中になる貧乏な大学生たちの姿を描いた「アトランティスのハーツ(Hearts in Atlantis)」を下敷きにした成長物語になる。新作のタイトルは「Hearts(原題)」で、ヨハネス・ロバーツ(「ストレージ24」)が監督と脚本を務める。キャストは未定。
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