萬田久子、30年連れ添った亡きパートナーに思い馳せる「もっと愛しておけばよかった」
2016年10月2日 08:00

[映画.com ニュース]現在離婚問題の渦中にあるブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが夫婦共演を果たした映画「白い帽子の女」のトークイベントが10月1日、東京・シネスイッチ銀座で行われ、女優の萬田久子が出席した。
「Mr.&Mrs.スミス」以来10年ぶりとなる、ピットとジョリーの共演作。ジョリーが「アンジェリーナ・ジョリー・ピット」名義で出演、監督、脚本、製作を務め、心が離れ離れになった夫婦が、新婚カップルの様子をのぞき見るうち、夫婦関係が変化していく様を描く。
「恋愛経験は豊富な方。いろんな経験をしてきた」という萬田。司会から、本作に対し「愛を継続する難しさ、愛を創出する虚しさは十分わかっていたはずだった私。しかし再び疑問が生まれた。愛は深い」というコメントを寄せていることを指摘されると、自身の恋愛観の変化を交えて、映画の魅力を説明した。

「6年前にパートナーを亡くしまして。30年くらい一緒にいたんですけど、最初に出会ったときの情熱やパッションを継続するのは難しい。尊敬や情に変わったり、そういうことで続けてこれた。亡くなってからもっともっと愛しておけばよかったと思いました」と語る。そのうえで、「恋愛の仕方が変わってきている。なるべく一生懸命愛そうと思うようになった。昔は愛される方が好きだったんですけど。だから、いろんな見方をしていい作品だと思う」と訴えた。
さらに恋愛に対する現在の心境を「愛は深い、だから楽しい。恋愛は一生していたい。常に好きな人がいて、ときめいていたいと思っている」とニッコリ。「いろんな方との出会いはあっても、相性もあるし、自分のリズムや気分もある。恋愛モードの時にそういう人に出会えれば」「ときめきを持たなきゃ。ときめきが面倒くさくなったら終わりですから」とはつらつと語った。
またピットとジョリーが夫婦共演した点については「本当の夫婦って知っているので、どういう意図でこの映画を撮ったのかということが気になってしまい、1回目はストーリーが入ってこなかった」と告白。2人が2014年夏にハネムーンで訪れたマルタ島で撮影していることにも触れ「プライベートと分けて撮れるの?」と興味津々の様子。一方で映像に対しては、「お風呂のシーンとかずっと照れながら見ていた。画になりすぎる2人だから照れちゃったのかも。素敵なシーンだった」と称賛し、「素敵なカップル。もったいないですよね離婚しちゃったら」と話した。
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