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これがマフィア流・一般人との交流術?ユアン・マクレガー主演「われらが背きし者」本編重要シーン公開

2016年9月29日 17:00

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ステラン・スカルスガルドがマフィアを演じる
ステラン・スカルスガルドがマフィアを演じる
(C)STUDIOCANAL S.A. 2015

[映画.com ニュース]「裏切りのサーカス」の原作者ジョン・ル・カレのスパイ小説を、ユアン・マクレガー主演で映画化した「われらが背きし者」の本編映像が、公開された。主人公ペリー(マクレガー)が、ロシアンマフィアのディマ(ステラン・スカルスガルド)と知り合うシーンを切り取っている。

モロッコで妻のゲイル(ナオミ・ハリス)と休暇を過ごす大学教授ペリーは、知り合ったばかりのディマから、組織の機密情報が入ったUSBをMI6(英国秘密情報部)に渡してほしいとこん願される。突然の事態に戸惑うペリーだったが、組織からディマと家族を守るために仕方なく引き受けることに。しかし、その日を境に夫妻は危険極まりない亡命劇に巻き込まれていく。

映像は、レストランでディマがペリーに声をかけた直後のシーンから始まる。ディマは高級ワインを気前よく振る舞ったのち、ペリーをロシア式パーティに誘う。周りを囲む屈強な部下たちやディマの雰囲気に押され気味のペリーはやんわり断るが、ディマはペリーにクレジットカードを出させ「番号を言えたらパーティに来い。間違えたらあんたに5000ドルやろう」と持ちかけ、見事に16ケタものカード番号を暗記してみせる。

俳優一家スカルスガルド家を率い、「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「アベンジャーズ」シリーズで知られるスカルスガルドが、並外れた記憶力を持ったディマを存在感たっぷりに演じている。大人しい大学教授になりきったマクレガーの繊細な演技とのコントラストが、見る者に両者の力関係を想起させる。ペリーがディマに共感していき関係が変化していくさまも、本作の見どころの1つといえる。

われらが背きし者」は、10月21日から全国公開。

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