ジム・キャリー、自殺した恋人の夫に訴えられる
2016年9月21日 06:00
ホワイトさんとはすでに破局状態にあったバートン氏は9月19日(現地時間)、現在54歳のキャリーが「莫大な富と著名人という立場」を利用してホワイトさんを死に追いやった医薬品を入手したと、米ロサンゼルス郡上級裁判所に提訴した。米ピープル誌によれば、訴えの内容は、キャリーが“アーサー・キング”という偽名で薬を入手し、ホワイトさんがうつ状態になりやすく、自殺の傾向があることを知りながら薬を渡したというもの。その他、ホワイトさんの死に関与していることを隠そうとしたとも主張しているという。
アイルランド出身のメイクアップアーティストで、当時30歳だったホワイトさんは、ロサンゼルス・シャーマンオークスの自宅で死去しているのが発見された。検視の結果、ホワイトさんに処方されたものではない、向精神薬や鎮痛剤など3種類の医療用医薬品の過剰摂取が死因と断定された。キャリーとは2012年から数カ月間にわたって交際し、昨年5月に復縁したが、自ら命を絶つ1週間前に再び交際関係に終止符が打たれていたようだ。遺書には、キャリーへの思いがつづられていた。
一方、ホワイトさんとバートン氏がいつごろ結婚したかなど、詳細は明らかになっていないが、離婚手続きを進めようとしていたとピープル誌は報じている。
キャリーは訴訟に関し、「非常に恥ずべき行為だ。この男性の弁護士と秘密裏に取引を行い事態を収拾させることは容易だが、人生には自分の名誉を世に存在する悪から守るため立ち上がらなければならないときがある」と声明を発表。「私や私が愛した女性を利用しようとする心ない企みは容認できない。キャット(キャスリオナ)が抱えていた問題は、私と出会うよりずっと昔に生まれたものであり、悲劇的な最期は誰にも止められなかっただろう。彼女が安らかに眠れるよう、人々が悲しい出来事から利益を得ようとするのをただちに終わりにしてくれることを心から願っている」と胸の内を語った。
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