仲代達矢、玉木宏&相武紗季の“まっすぐな”演技に太鼓判
2016年9月21日 17:00

[映画.com ニュース] 玉木宏が気鋭の検事に扮するテレビ東京のスペシャルドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」の制作会見が9月21日、東京・六本木のテレビ東京新社屋で行われ、主演の玉木をはじめ共演の仲代達矢、相武紗季、原作者の真山仁氏が出席した。
ベストセラー「ハゲタカ」シリーズで知られる真山氏が、作家生活10周年を記念して執筆した社会派長編小説「売国」を、民放で初めてドラマ化。東京地検特捜部に異動した検事・冨永真一(玉木)と、宇宙航空研究センターで働く若き研究者・八反田遥(相武)の生き様を通じ、「正義」「夢」というテーマを壮大なスケールで描く。
主演の玉木は、「テレ東の『これからやってやるぞ』という気概が感じられる、映画のようなドラマに仕上がっています」と自信をみなぎらせる。原作者の真山氏は「自分の作品が映像化されるのは望外の喜びで、一方で原作とどれだけ乖離(かいり)して進んでいくのか不安な部分もあります」と胸中を吐露。それでも、出来栄えを「原作者であることを忘れてしまうほど楽しみました。原作者の不安を吹き飛ばすという意味では、『ハゲタカ』を超えたとしみじみ思える素晴らしい作品です」と手放しで絶賛し、「スタッフ、キャストの方々にはお礼の言葉しかありません」と感謝した。
夢を追う遥役を演じた相武は、「私自身ここ2、3年は、不倫する悪女の役が続いていたので、『自分の夢に真っ直ぐな芯の強い女性』を演じられるのかなと思った」と苦笑まじりに振り返る。困惑と不安はあったが、「現場に入り、それぞれが熱く動いている作品に出演させていただけて、本当に良かったと思います」と充実の面持ちで語った。
さらに、玉木&相武&仲代の信念のぶつかり合いもドラマの見どころだ。仲代は「ほとほと玉木さんに感心いたしました。というのは、まっすぐな役というのは大変難しい。玉木さんは見事に演じられました」と語り、「私と玉木さんの対決シーンでは、私が玉木さんの素晴らしい演技を受けさせていただきました」と目を細めた。
続けて仲代は、「相武さんもそうですね。すごい勢いで迫ってくるので、私は何も言えずにただただ後退りしていました。対決とは言えないですね(笑)」とニッコリ。相武は「初対面で対峙するシーンの撮影は恐れ多かったです。いろんな人に『仲代達矢さんにこんなに怒る役、緊張するでしょうね!』と言われた」と恐縮しながらも、「仲代さんに若造丸出しでぶつかる役だったので、気持ちよくメッセージを伝えさせていただいて、光栄でした」と明かしていた。
テレビ東京スペシャルドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」は、10月5日の午後9時に放送。
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