「L.A.コンフィデンシャル」カーティス・ハンソン監督、71歳で死去
2016年9月21日 15:40

[映画.com ニュース] 「L.A.コンフィデンシャル」「ゆりかごを揺らす手」で知られるカーティス・ハンソン監督が9月20日(現地時間)、米カリフォルニア州ハリウッドヒルズの自宅で死去した。71歳だった。
ロサンゼルス警察の広報担当官によれば、ハンソン監督邸からの緊急電話を受けて救急車が急行したが、すでにハンソン監督は意識不明の状態で、パラメディックがその場で死亡を確認した。心臓発作を起こしたという報道もあるが、正確な死因は現時点では不明。いずれにしても事件性はなく、自然要因によるものだと見られている。近年はアルツハイマー病を患い、引退状態にあったという。
ハンソン監督は1945年3月24日、米ネバダ州リノ生まれ。その後カリフォルニアに引っ越し、高校を中退して映画雑誌「Cinema」の編集者となる。1972年に「ミッドナイト・ランブラー」で監督デビュー。92年のサイコスリラー「ゆりかごを揺らす手」が大ヒットを記録し、製作・共同脚本・監督を務めた97年の「L.A.コンフィデンシャル」は、アカデミー賞の9部門でノミネートされ、ハンソン監督に脚色賞とキム・ベイシンガーに助演女優賞をもたらした。
その他の代表作に、「バッド・インフルエンス 悪影響」(90)、「激流」(94)、「ワンダー・ボーイズ」(2000)、「8 Mile」(2002)、「イン・ハー・シューズ」(2005)など。「マーヴェリックス 波に魅せられた男たち」(2012)が遺作となった。

PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント