田中要次が血みどろダークヒーローに!「蠱毒 ミートボールマシン」で映画初主演
2016年9月17日 06:00

[映画.com ニュース] 「進撃の巨人」前後編の特殊造形を手がけた西村喜廣が監督を務め、俳優の田中要次が映画初主演を飾る「蠱毒(こどく) ミートボールマシン」が、2017年に公開されることが決定した。「ミートボールマシン」(2005)に続くシリーズ第2弾で、田中は余命いくばくもないなか謎の生命体に寄生され、ダークヒーローとなる中年男を演じる。
借金の取立て屋をしている冴えない中年男・野田勇次(田中)は、上司になじられ、実母に金の無心をされ、しまいにはがんで余命宣告を受けてしまう。絶望する間もなく「ユニット」という生命体に突然寄生され、体内で共存するようになる。そんななか、同じように寄生されて怪物と化した人間の存在を知り、思いを寄せる女性・カヲル(百合沙)を守るため、野田は血にまみれた戦いを繰り広げる。
田中は、「この年で主役が回ってくるなんて思っていなかったので、驚きと、本当に僕でいいのかという気持ちでした」と“名脇役”としての本音を吐露。それでも「嬉しいですし、チャンスは逃したくないなとやらせていただきました」といい、「こんなに醜いヒーローはほかにいないです。珍しいヒーロー誕生ですね!」と個性的な役柄に胸を張っている。
一方の西村監督は、今作が企画段階だった4年前に田中にオファーをしていたことを明かし、「ずっと待ち続けてくれていたので、どうしても田中さんに主演をやって欲しかった」と歓喜。「『俺らずっと仕事してきてよ~、もうそんなに楽しいこと無くってよ~』って思う“お前ら”には最高の映画だと思います!」と期待をあおっている。
また、共演には西村監督作「虎影」(15)の出演陣が大集合した。主演を務めた斎藤工が謎の宇宙人役を演じるほか、しいなえいひ、鳥居みゆき、村杉蝉之介、三元雅芸、仁科貴がスクリーンでの再会を果たしている。
「蠱毒(こどく) ミートボールマシン」は、2017年に公開。
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