中谷美紀、坂口健太郎の外見とのギャップに驚き「秘めた情熱がある」
2016年9月14日 13:24

[映画.com ニュース]宮部みゆき氏の小説を中谷美紀主演で初めてドラマ化した「模倣犯」の製作発表会見が9月14日、東京・六本木のテレビ東京で行われ、中谷をはじめ、共演の坂口健太郎、山本裕典、清水富美加、岸部一徳が出席した。
宮部氏のベストセラー小説を原作に、連続誘拐殺人事件の被害者家族、加害者家族、警察、マスコミ、犯人の視点から、劇場型犯罪を重層的に描く。映像化は、中居正広主演、森田芳光監督作の映画版以来、約14年ぶりとなる。
中谷と坂口は、本作が初共演。お互いの印象を問われた中谷は「(会う前は)なんとなく、ゆるキャラのようなふんわりした、今流行りの塩顔男子? のれんに腕押しみたいな感じだと思っていた。ところが実は秘めた情熱があって、芯がしっかりしている」「とある映画館の年間会員になっていて、足しげく映画館に通っていたりですとか、お若いのにこんな方がいらっしゃるんだと未来に希望が持てました」と対面前に抱いていたイメージとのギャップを明かす。一方の坂口は「さまざまな役をやられているので、もともと中谷さんがどんな方か定まっていなかった。共演した今も定まっていないかも。強く見える時もあるし、柔らかく見える時もある。いろんな顔をもってらっしゃる」と語る。これに対し中谷は、「決めけられるのが苦手で、すり抜けて生きてきたので嬉しいです」とほほ笑んだ。
さらに中谷は、印象的なシーンを聞かれると「清水富美加さんに泣かされましてねえ。本読みの時から泣けたし、素晴らしいです本当に。大ファンになってしまいました」とニッコリ。清水は「本当ですか!?」と体をのけぞらせ、「あとでグミあげます!」と必死に感謝を示そうとしたが、中谷は「グミはいらないです(笑)。でも大好きです」と苦笑していた。
撮影時のエピソードに話題が移ると、今度は清水が中谷の魅力を熱弁。「中谷さんの肩なめで、他の人の表情を(カメラが)狙っている時に、カメラマンさんが『肩かります』と言ったら、中谷さんがすごく自然におしとやかに『何なりと』って言ったんです! 『なんなりと』ってセリフでしか聞いたことない美しい日本語というイメージ。それを自然におっしゃられていて、この方は美しいなと思った」と身を乗り出して力説する。そして「私もいつか『なんなりと』って言える女性になりたい」と中谷に憧れていることを告白した。
特番ドラマ「模倣犯」は、9月21に前編、22日に後編が午後9時からテレビ東京で2日間連続放送される。
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