「仮面ライダーゴースト」山本涼介、鴻上尚史演出の新作で舞台初主演!
2016年9月4日 05:00

[映画.com ニュース] 「仮面ライダーゴースト」に出演中の俳優・山本涼介が、鴻上尚史のプロデュースユニット「KOKAMI@network」による新作舞台「サバイバーズ・ギルト&シェイム」に主演することがわかった。山本は「戦死してしまった」と思い込んでいる青年役に扮し、舞台初主演を飾る。
「サバイバーズ・ギルト&シェイム」とは、戦争や災害でかろうじて生き残った者が死んでしまった人々を思い、自身が生きていることへの罪悪感と恥ずかしさを募らせることを指す。山本演じる青年の恋人役を南沢奈央(「赤い糸」)が務め、本格ミュージカルに多数出演する伊礼彼方が共演。さらにドラマ「99.9 刑事専門弁護士」での存在感も記憶に新しい片桐仁、鴻上とともに劇団「第三舞台」を旗揚げした大高洋夫、同劇団の看板女優として活躍した長野里美が顔をそろえている。
作・演出を手がける鴻上は、「未来、戦争が始まり、戦場から故郷に帰ってきた若い男は、『僕、死んじゃったよ』と両親にあっけらかんと告げるのです」と物語を説明。山本&南沢とともにワークショップを行ったそうで、「これからを期待させる山本涼介さんと、魅力的で確かな演技力の南沢奈央さんとともに、『生き延びってしまった罪と恥』の抱腹絶倒の爆笑悲劇を創ります」と語っている。
また、「仮面ライダーゴースト」では仮面ライダースペクターに変身する深海マコト役を熱演し、男性ファッション誌「Men's NON-NO」の専属モデルを務めるなど活動の幅を広げている山本。舞台初主演にあたり「『仮面ライダー』という、大きな船に乗っていたこの1年。そこから、ポンッと荒海に投げ出されたような気分です。夢だった初主演という大役をいただき、同時にその言葉の大きさと責任が、僕の肩にのしかかっています」と吐露する。
それでも、「仮面ライダーで演じたクールであまり感情を表に出さない役から、今回は全てを“解放”して、『爆笑悲劇』という新ジャンルの物語を感情豊かに表現したいと思っています」と意気込む。そして「演出家の鴻上尚史さんをはじめ、南沢奈央さんら心強い共演者の皆さんの胸を借り、一度として同じステージのない“ナマモノ”の魅力を楽しみながら、精一杯演じたいです」と明かしている。
「サバイバーズ・ギルト&シェイム」は、11月11日~12月4日に東京・新宿の紀伊國屋ホール上演。チケットは10月8日から8500円(全席指定・税込み)で発売される。
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