米CWの「13日の金曜日」ドラマ化&ディストピア版「若草物語」企画が消滅
2016年8月21日 21:00

[映画.com ニュース] 米CWネットワークで約2年前から進められていた、大ヒットホラー映画「13日の金曜日」のテレビシリーズ化企画が消滅したことが明らかになった。
同ネットワーク社長のマーク・ペドウィッツが、テレビ批評家協会のプレスツアーの場で発表。「パイロット版としてはよくできた脚本だったが、シリーズとして持続可能だと感じられなかった。ほかにもっと強力なプロジェクトがあり、こちらは中止を決めた」と明かした。
テレビ版「13日の金曜日」は、米Emmett/Furla/Oasis Filmsと米Crystal Lake Entertainmentが制作し、1980年の第1作「13日の金曜日」のメガホンをとったショーン・S・カニンガムが制作総指揮を担当。脚本を、96年から2000年まで米NBCで放送されたドラマ「ザ・プリテンダー 仮面の逃亡者」のクリエイター、スティーブ・ミッチェルとクレイグ・バン・シックルが手がけていた。
また、ペドウィッツ社長は、同じくCWが進めていた、米作家ルイザ・メイ・オルコットの名作小説「若草物語(原題:Little Women)」をディストピアSFとしてドラマ化するという企画も中止したことを明言した。
原作は、南北戦争時代を背景に、メグ、ジョー、ベス、エイミーの4姉妹の成長を描いた小説だが、ドラマ版は「荒廃したフィラデルフィアの街を舞台にした、4人姉妹のサバイバルストーリー」という、いわば世紀末ものに大胆に翻案されていた。ペドウィッツ社長は本作の脚本について「(企画を進めるに足る)レベルに達していなかった」とコメントしている。
関連ニュース






「We Live in Time この時を生きて」あらすじ・概要・評論まとめ ~刻一刻と流れ続ける時間の中にある特別なモーメント~【おすすめの注目映画】
2025年6月5日 08:30
映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント