悪党たちがクールな楽曲にのせて暴れ回る!「スーサイド・スクワッド」特別映像入手
2016年8月17日 12:00
[映画.com ニュース] DCコミックスの悪役たちが勢ぞろいするアクション大作「スーサイド・スクワッド」のサントラ入り特別映像が、公開された。アメリカの人気バンド「トゥエンティ・ワン・パイロッツ」をはじめとする楽曲にのせ、主要キャラクターたちが縦横無尽に暴れ回る様子を収めている。
百発百中の狙撃手デッドショット(ウィル・スミス)、バットマンの宿敵ジョーカー(ジャレッド・レト)の恋人ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)ら、バットマンたちによって投獄された凶悪犯罪者たちが、減刑と引き換えに政府公認の特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成し、命の保障のない危険なミッションに挑むさまを描く。
特別映像は、トゥエンティ・ワン・パイロッツのスローナンバー「ヒーサンズ」が流れるなか、デッドショット、ハーレイ・クイン、キャプテン・ブーメラン(ジェイ・コートニー)、カタナ(福原かれん)、エル・ディアブロ(ジェイ・ヘルナンデス)、キラー・クロック(アドウェール・アキノエ=アグバエ)といったスーサイド・スクワッドのメンバーたちが酒をくみ交わすシーンから始まる。グラスが重なる音、メンバーが注射を打たれるシーンでの効果音、刀をすり合わせる音などが楽曲にマッチし、さらにデッドショットの「忘れるな。俺たちは悪党だ」というセリフがラップのように音楽にかぶせられ、映像との親和性の高さを感じさせる。
続いて、グラミー賞受賞のエレクトロミュージシャン・スクリレックスとラッパーのリック・ロスが組んだアッパーな楽曲「パープル・ランボルギーニ」に切り替わると、ド派手なアクションがたたみかけ、映像もハイスピードに。ハーレイ・クインがエレベーター内で襲ってきた敵をバットで返り討ちにする痛快なアクションをはじめ、カタナが敵を真っ二つにするさま、デッドショットが腕に仕込んだ銃を放つ姿などがケレン味たっぷりに描かれる。バットマンも一瞬だが登場し、悪党たちの壮絶バトルを盛り上げている。
「パープル・ランボルギーニ」のミュージックビデオにはレト扮するジョーカーが登場していることも話題を集めたが、メガホンをとったデビッド・エアー監督は「魅力的な音楽と映画が組み合わさることによって、映画そのものを別(次元)のレベルに上げてくれた。そんな魔法が起こっている。僕は、音楽好きな人もがっかりさせないように曲を選んでいるよ」と自信のほどを語っている。本作ではそのほか、エミネムの「Without Me」などが使用されている。
「スーサイド・スクワッド」は、9月10日から全国公開。
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