松田翔太、密閉された車内での相棒ハマケンの失態に苦言「いい加減にしろよ」
2016年8月11日 18:38

[映画.com ニュース]俳優の松田翔太の主演映画「ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS」の完成披露上映会が8月11日、東京・丸の内TOEI1で行われた。松田は上映後に共演の浜野謙太、柳沢慎吾、須賀健太、熊切和嘉監督らとともに舞台挨拶に立った。
原作となった人気コミック「ディアスポリス 異邦警察」の大ファンだった松田は、実写化が決まった際に主人公の秘密組織・裏都庁の警官・久保塚早紀役を熱望。今年4~6月にTBS系で放送された連続ドラマに続く、待望の映画化に「こういう作品が作れて、心からうれしく思っている。思いがたくさん詰まった映画なので、いろんな人に伝えてほしい」と熱く語った。
松田の相棒となる浜野謙太も、「映画を見て皆がすごく手応えを感じた。良かったよね。いいと思うんだよね。皆ではやらせよう」とノリノリで観客をあおる。だが、松田からは「なんか軽いよね。今日は距離を感じる」とダメ出しされてしまった。
浜野はバンド「在日ファンク」のリーダー&ボーカルとして活躍する一方、最近はNHK朝のテレビ小説「とと姉ちゃん」やフジテレビの月9ドラマ「好きなひとがいること」などで俳優としての注目度が急上昇。柳沢は、「ハマケンは、ディアスポリスをやった後、こうなった」と握り拳を鼻に当て、天狗(てんぐ)になっていると指摘した。
さらに松田は、2人が横転した車に閉じ込められるラストシーンを振り返り「撮影としてもラストカットで、監督の本番の声で空気がピリッと瞬間におならをした。密閉された中でですよ」と浜野の失態を暴露。そして、「あんな緊迫したところで、よく出るよね。しかも、ちっちゃな声で“へへっ”て笑ったので、いい加減にしろよと思った」と苦言を呈した。
それでも当の浜野は、悪びれる様子もなく終始ニコニコ。「バディ感だよ。安心して翔太くんにすべてをゆだねちゃったの。嫌いにならないでよ」と体裁を繕っていた。
「ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS」は、第14回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれた人気コミックを実写映画化。東京在住の密入国者がつくりあげた秘密組織・裏都庁でただケーサツとして働く久保塚が、治安を守るためアジア人犯罪組織ややくざらとの果てしない抗争に身を投じていく。9月3日から全国で公開される。
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