葉山奨之がピュア男子、平祐奈がドS女子に!「きょうのキラ君」に出演
2016年8月8日 16:00
[映画.com ニュース]「近キョリ恋愛」「午前0時、キスしに来てよ」などで知られるみきもと凜氏の人気漫画を、中川大志と飯豊まりえの共演で実写映画化する「きょうのキラ君」に葉山奨之、平祐奈、安田顕、岡田浩暉、三浦理恵子が出演することが明らかになった。
「のだめカンタービレ 最終楽章」前後編、「L・DK」「海月姫」など、漫画原作を多数手がけてきた川村泰祐監督が、累計発行部数150万部を超える人気作を映画化。他人と関わることが苦手な女子高生・岡村ニノン(通称・ニノ)は、思いを寄せるクラスメイト・吉良ゆいじ(通称・キラ)の“重大な秘密”を知ってしまったことを機に、キラを笑顔にしようと奮闘する。2人の恋模様と、かけがえのない365日を描く。
キャストは、ニノとキラのクラスメイト・矢部和弘を葉山、キラの幼馴染・矢作澪を平が担当。矢部はクラスのムードメーカー的存在の陽気な性格だが、実は誰よりもピュアな心を持つ少年とあって、葉山は「矢部を演じるうえで一番気を付けたのは、“矢部が持つピュアな心”です。だからこそ、とにかく1人で暴走してスベろうと思いました。4人で仲良く、切磋琢磨して作った作品なので、撮影が終わった時は達成感と寂しさがありました。また機会があればキラ君の続編やりたいです」と撮影を振り返り、早くも続編に意欲をのぞかせている。
一方、美人でクールな“ドS女子”の澪を演じた平は「マンガ原作の映画に挑戦したいと思っていたのでとても嬉しかったです。澪ちゃんはクールでドSという自分には新しい役どころだったので、バッグの持ち方や、腕の組み方などを意識して演じました。撮影は、同年代のキャストで日々和気藹々としていて、芝居の勉強にもなり、いい刺激を受けました」と達成感をにじませる。そんな2人の演技を目の当たりにしたみきもと氏は、「残念だけど愛されキャラな矢部とドSな澪を葉山さんと平さんが見事なコンビネーションで演じてくださっていてお2人が画面に出るだけで口元が緩みました。すっかりお2人のファンです」と太鼓判を押している。
さらに、ニノを見守る父・隆弘を安田、母・かのんを三浦、キラの父を岡田が担う。みきもと氏は、「キラ、ニノの両親を演じてくださった安田さん、三浦さん、岡田さんは物語に深みを与えてくださり表情の演技に感動しました」と明かし、「中でも安田さんは元から大好きな役者さんでしたので出てくださったことが未だに信じられません。映画版のみんなも素敵で愛おしいです!」と喜びを語った。
「きょうのキラ君」は、2017年2月25日から公開。