「まれ」葉山奨之、映画初主演!荒川ちかと切ない恋物語演じる
2015年9月7日 13:32
[映画.com ニュース]NHK連続テレビ小説「まれ」で主人公の弟・津村一徹役の葉山奨之が「夏ノ日、君ノ声」で映画初主演を果たし、ヒロインの荒川ちかとラブストーリーを演じることがわかった。あわせて、海辺で手をつないだ2人の瑞々しい様子が伝わるポスター画像が初公開された。
映画は、不良少年と難病を抱える少女との切ない恋模様を描く。ケンカで入院している高校2年生の哲夫(葉山)は、生まれつき耳が不自由で、話すことができない入院患者・舞子(荒川)に出会う。最初は戸惑っていた哲夫だが、文字を交わすことでお互いに淡い恋心を抱く。哲夫は退院後も舞子に会うために毎日病院に通い、外出が許された舞子の誕生日にデートの約束をする。舞子を喜ばせようと息巻く哲夫だったが、病魔は徐々に舞子をむしばんでいた。
葉山は、「超能力研究部の3人」「あしたになれば。」などに出演し、自然体な演技で確かな存在感を残してきた。11月には「流れ星が消えないうちに」、来年2月には「十字架」の公開を控える若手注目株だ。一方の荒川は、主演したロシア映画「ヤクザガール 二代目は10歳」で、ルーマニアのコメディ・クルージュ国際映画祭最優秀主演女優賞を受賞。その後も山田洋次監督作品「東京家族」などに出演し、着実にキャリアを築いている。
ほか、哲夫の幼なじみ・ユカ役にSeventeen専属モデルで女優の古畑星夏、14年後の哲夫役に「烈車戦隊トッキュウジャー」シリーズの大口兼悟、舞子の母親役に菊池麻衣子が扮する。神村友征監督がメガホンをとる。
「夏ノ日、君ノ声」は、10月24日から東京・角川シネマ新宿ほかで公開。