英プレミアリーグ「レスターの奇跡」が映画化
2016年8月1日 12:00

[映画.com ニュース] サッカーの英プレミアリーグで今年、弱小クラブ「レスター・シティFC」が5000倍のオッズをはねのけて初優勝を決め、世紀の番狂わせと呼ばれた通称「レスターの奇跡」の映画化が企画されていることがわかった。
米Deadlineによれば、実話に基づくボクシング映画「ザ・ファイター」でアカデミー賞にノミネートされた脚本家チームのポール・タマシーとエリック・ジョンソン、そしてサッカー映画「GOAL!」の脚本家エイドリアン・ブッチャートが共同で脚本を執筆する。
レスターには日本の岡崎慎司選手も所属し献身的な働きをみせたが、今回の映画化では特に優勝の立役者となったストライカーのジェイミー・バーディに焦点が当てられるという。11試合連続ゴールというプレミアリーグ新記録を達成したバーディは、工場で働きながらプレーを続け、8部のクラブから這い上がってきた苦労人。スター選手を擁する資金力のあるビッグクラブではなく、“雑草集団”と呼ばれたレスターを象徴する存在だ。
タイトル未定の新作は、「英国王のスピーチ」を手がけた英Bedlam Productionsと、ブッチャートのKnightsbridge Filmsが共同で製作する。監督やキャストは現時点では未定。
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