室井滋、ベビー・ドリー役子役に完敗宣言「かなわない、すごくかわいい」
2016年8月1日 16:21

[映画.com ニュース]ディズニー/ピクサーの最新長編アニメーション「ファインディング・ドリー」の大ヒット御礼舞台挨拶が8月1日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、日本語吹き替えキャストの室井滋、菊地慶くん、青山ららちゃんが登場した。
大ヒット作「ファインディング・ニモ」の13年ぶりとなる続編。前作の主人公マーリン&ニモ親子の親友で、ナンヨウハギのドリーが、忘れていた家族を探すために繰り広げる冒険を描く。7月16日に公開された本作は、早くも観客動員260万人、興行収入32億円を突破(7月31日時点)。ドリー役の室井は「毎日そわそわしちゃって。アメリカで大ヒットしているし、日本でもたくさんみてくださってる。私のところにも手紙がたくさんくる。どこにいってもグッズが山のように置かれていたり、幸せな日々を送っている」とヒットの喜びを噛みしめる。さらに、「家の周りを歩いていたら、男の子とお父さんがお散歩されていて、男の子が『お父さん、この家誰の家か知ってる? ドリーの家だよ』って。その時、ひどい恰好をしていたので、日々緊張して暮らしている(笑)。そんな緊張が続いてくれたら幸せ」と嬉しそうに語った。
ニモ役の慶くんと、赤ちゃん時代のドリー(通称ベビー・ドリー)役のららちゃんは、本作の舞台挨拶に参加するのは初めて。ベビー・ドリーの人気が高いことが明かされると、室井は「実はベビー・ドリーも自分がやると思って練習していたんです」と告白し、実演してみせたが「やっぱり本物にはかなわない。すごくかわいかった」ととららちゃんに完敗宣言。さらにニモ役の慶くんを「前回の『ファインディング・ニモ』よりも、ニモが大きくなった。マーリンに『お父さん、それは違うんじゃない』とか言ってくれたり、ドリーをかばってくれた。どんな男の子なのかなって楽しみにしていたら、こんなにかわいい男の子で」と絶賛し、「気持ちがすっかりドリーになっちゃって。彼のこともニモにしか見えない。このままみんなで水族館に行った方がいいんじゃないか」とほほ笑んだ。
キャラクターへの愛着をのぞかせた室井。実生活では“ドリー化”が進んでいるそうで「最近かなり変。居酒屋に行ったら隣の人のものを食べちゃったり、道にも迷う。ドリー化していると思います」と苦笑い。この日も、3人それぞれに用意されたくす玉を割る場面で、司会の声かけを待たずに1人だけ先に割ってしまうという“リアル・ドリー”な行動で会場を笑わせた。
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