野村周平「森山中教習所」役作りのポイントは“童貞っぽさ”?
2016年7月29日 13:30

[映画.com ニュース] 野村周平と賀来賢人のダブル主演作「森山中教習所」の大ヒット御礼トークショーが7月28日、東京・新宿バルト9で行われ、野村をはじめメガホンをとった豊島圭介監督、原作者の真造圭伍氏が出席した。
高校の同級生だった普通の大学生・佐藤清高(野村)とクールなヤクザ・轟木信夫(賀来)という境遇も性格も違う2人が、非公認の教習所で過ごすひと夏を描いた。野村は「僕自身お芝居をする時に、役が楽しかったら何でもできるんですよ。逆に楽しくなかったら何もできない」と述べたうえで、撮影時を「皆としゃべることを楽しみ、清高を作り上げていきました」と振り返る。続けて自身を“現場に行ってみなければわからない派俳優”と評し、「今回は楽しくやれました」と笑顔を見せた。
真造氏から「清高と似ている部分ある?」と問われた野村は、「わけのわからない性格の役は、得意ではあります」とキッパリ。そして「自分もよくわからないやつなんだと思います」と語り、「よく『何を考えているかわからない自由人』と言われ、一番傷つくんですよ。本当はめっちゃ気にしいなのに」と肩を落としていた。
さらに豊島監督は、原作漫画と異なるポイントとして「清高がオナラをするという要素を足しました」と明かし、「清高がうっとうしいと思っている父親と、同じオナラをすることで『結局この人の子か、俺は』と思うよう描写したかった」と熱心に説明。「そんな意図があったんだ」と驚いた野村だが、突然「湯船でオナラをした時って、何であんなにくさいの? 濃縮されているから?」と首をかしげ、豊島監督を「もっと大事な話をしよう」と苦笑いさせた。
また豊島監督は、「漫画の清高は童貞っぽいですが、『果たして野村周平は童貞っぽいか?』という議論になりました」と告白。女性スタッフの「童貞じゃないと信用出来ない」という言葉を受けて方向性を固めたそうで、「実際に会ってみて、野村くんが少年っぽく役作りしていたので『やっぱり童貞の方向でよかった』と思った」と納得顔。しかし野村が「良かったです、僕そういうのよくわからないんで」ととぼけたため、豊島監督は「よく言うよ、うざいわ~」と笑っていた。
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