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野村萬斎「シン・ゴジラ」を演じていた!モーションキャプチャで生命注ぐ

2016年7月29日 12:52

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全国441スクリーンで封切り!
全国441スクリーンで封切り!

[映画.com ニュース] 12年ぶりに東宝が製作したシリーズ最新作「シン・ゴジラ」が7月29日、全国441スクリーンで公開初日を迎え、主演の長谷川博己をはじめ竹野内豊石原さとみ高良健吾、監督・特技監督を務めた樋口真嗣が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に立った。

異例とも言える厳戒な情報統制が敷かれた今作だが、この日をもって全容が明らかに。キャスト陣には総勢328人が名を連ねており、狂言師・野村萬斎がゴジラの“モーションキャプチャ”を務めていたことが発表された。“329人目のキャスト”である萬斎の一挙手一投足が、フルCGのゴジラに生命を与えており、萬斎は「日本の映画界が誇る『ゴジラ』という生物のDNAに、私が継承する650年の歴史を持つ狂言のDNAが入り、非常に嬉しく思います」とビデオメッセージを寄せた。

また萬斎は、樋口監督から直接電話でオファーを受けたことを明かし「そうきたか、と思いました。正直、嬉しかったですね」とニッコリ。そして全身タイツで臨んだ撮影を「私の各関節に印をつけて、その動きがゴジラの体に一種、要約されて出来上がるとのことでしたので、光栄に思いました」と振り返り、「今回わざわざ白羽の矢を立てていただいたのは、狂言や能の様式美を意識されてのこと。人間くささよりは、神、幽霊、怪物の侵しがたい存在感を期待されたと思う」と充実の表情を見せた。

さらに、「どっしりと、ゆっくりとした動きのなかで、ゴジラを表現しました」と話し、「尻尾が重いので、バランスを考え、重りを引っ張りながら前傾して撮りました。実際にゴジラの面もつけ、アゴの使い方、口の開け方を意識しました」と説明。そんな萬斎に、長谷川は「ゴジラが東京で止まるシーンは、まさに萬斎さんの止まり方。日本の伝統芸能が入り、オール・メイド・イン・ジャパン」と目を細め、竹野内も「ハリウッド版『ゴジラ』も素晴らしい見応えでしたが、今回の『シン・ゴジラ』の狂言の動きは、マネできない」と最敬礼だった。

そして、ついに初日を迎えた登壇陣は、一様に感激の言葉を口にする。石原は「世界的にも歴史的な出来事が起こり、メッセージ性が大きくふくらむ年に、世界にお届けできることを誇りに思います」といい、高良も「今日から、この『ゴジラ』を育ててください」と願いを込めた。最後に、長谷川は満場の客席に向け「見ていただいた方には、日本はまだまだやれると感じてくれたと思う。この作品がどう飛躍し、進化していくのかを、ともに体験していきたいという気持ちでいっぱいです」と深々と頭を下げていた。

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