檀れい、初来日“インドの国宝”監督から熱烈ラブコール
2016年7月28日 17:30

[映画.com ニュース] 世界中で記録的なヒットを飛ばしたインド映画「きっと、うまくいく」(2009)の監督&主演が再タッグを組んだ「PK」のジャパンプレミアが7月28日、東京・九段下のインド大使館で行われ、来日中のラージクマール・ヒラーニ監督が出席。インドの国宝とも称される巨匠ヒラーニ監督は、初来日を果たし「黒澤明監督の大ファンで、すべての作品を見ています。これまで、不思議と日本を訪れる機会はありませんでしたが、作品を通して日本を知ることが出来ました」と語った。
神を探すチラシを配る奇妙な男PK(アーミル・カーン)と、インドのテレビ局で働く女性が起こす騒動を描いたヒューマンドラマ。ヒラーニ監督は、宗教的教義にもメスを入れるユーモラスな物語を「メッセージは、『私の神が一番だ』ということで争うのはやめよう。人間として共存できれば、平和な世界になります」と説いた。
またこの日は、花束プレゼンターとして映画監督の山崎貴、女優の檀れいも登壇。「きっと、うまくいく」の大ファンを公言している山崎監督は、「同業者からするとバリアを張っていて、簡単には『心からやられた!』と思わない。でも今作を会社で見ていて、気がついたら泣いていました。スタッフに見られ『何泣いているんすか』とからかわれました」と興奮気味に明かした。
さらに山崎監督は、「ものすごくたくさんの伏線を回収することに対し、素晴らしい技術をお持ちの監督。案の定、次々と伏線にやられ泣き続けるという、宝物のような時間を頂きました」といい、「これだけのクオリティを2作続けることに、本当に尊敬します」と最敬礼。檀も「思い出しただけで涙が……」と涙ぐみ、「とても感情が忙しかったです。クスッと笑ったりハラハラしたり、ドキドキしたり。PKのまっすぐさを愛おしく思い、最後には流れる涙を止めることができませんでした」と話した。
これを受け、ヒラーニ監督は「光栄に思います。監督業は、いつでもほめてもらうことを求めていますから」とほほ笑む。続けて、山崎監督を「CGに長け、ヒューマンストーリーを感じさせる。インドに山崎監督作品を持ち帰り、日本一の監督のひとりと紹介したい」と称賛した。檀に対しては「かける言葉もないくらい美しい。ぜひ日本で、インド人の男性と日本人の女性が恋に落ちるラブストーリーを撮りたい。その時は監督ではなく、役者として出たい」と軽妙な語り口で笑いを誘った。
そして、「本当に美しい。インド映画に出ないですか?」と熱烈なラブコール。檀が「踊りを練習しておきます!」と意欲をのぞかせると、ヒラーニ監督は「それでは、ここで約束をしておきましょう」と満面の笑みを見せた。「PK」は、10月29日全国公開。
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