ウッディ・アレン監督の新作映画、アマゾンが出資・配給
2016年7月22日 17:00

写真:AP/アフロ
[映画.com ニュース] ウッディ・アレン監督の新作映画を、米アマゾンの制作会社アマゾン・スタジオが全面出資して製作する方向で交渉が進められていると、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
アマゾン・スタジオは、クリステン・スチュワート出演のアレン監督作「カフェ・ソサエティ」の配給権を獲得。アメリカで限定公開されたばかりの同作は、1館当たりの平均興行収入が7万1000ドルと、「ブルー・ジャスミン」(2013)以来の好成績を記録している。
アレン監督はタイトル未定の新作映画を今秋から撮影開始する予定。同作にはケイト・ウィンスレット、ジャスティン・ティンバーレイク、ジュノー・テンプル、ジェームズ・ベルーシが出演する。もともと同作の配給権のみを狙っていたアマゾンは、一歩踏み込んで製作出資する方向で交渉を進めているという。
近年のアレン監督作は、プロデューサーのロナルド・L・シェとエドワード・ワルソンが出資を行ってきたが、交渉がまとまればアマゾンが出資・配給を一貫して取り扱うことになる。ちなみに、アレン監督作の1作当たりの製作費は2000万ドルから3000万ドルといわれている。
(映画.com速報)