数学者の友情描く「奇蹟がくれた数式」予告 M・ザッカーバーグがコメント
2016年7月22日 17:00

[映画.com ニュース] 英国人数学者とインドの名もなき事務員という生まれも境遇も全く違う2人の天才が出会い、世界を変える奇跡を起こした実話を映画化した「奇蹟がくれた数式」の予告編が公開された。映像の最後には、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグによる「インターネットがない時代に、ラマヌジャンは、たった一冊のノートで世界を変えたんだ」という賛辞の言葉も映し出される。
独学で数学を学び、“アインシュタイン並みの天才”と称えられるインド人数学者ラマヌジャンを「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテル、ラマヌジャンを見出し共同研究に人生を懸けた英国人数学者G.H.ハーディをジェレミー・アイアンズが演じる。
予告編では、ノートにびっしりと書かれた数式について聞かれた「絵のようなものさ」答えるラマヌジャンの天才ぶりをうかがわせるシーンからスタート。英国に渡ったラマヌジャンが、ノート2冊にわたる数式を携え、ハーディらを驚かせる場面、論理的な“証明”が何よりも重んじられるアカデミックな数学界と、ラマヌジャンのひらめきを重視したやり方との対立、英国の植民地だったインド人であることから、ラマヌジャンが不当な差別を受ける場面などが切り取られている。
「奇蹟がくれた数式」は、10月22日から角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国公開。本作のオリジナルノート付き前売鑑賞券(1500円)も上映劇場で発売中。
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