上川隆也、ワクチン打ってのアフリカ・ロケで水たまりにドボン「突っ込みがいあった」
2016年7月7日 23:25

[映画.com ニュース] 俳優の上川隆也が主演するWOWOW開局25周年記念の連続ドラマW「沈まぬ太陽」の第2部先行試写会が7月7日、都内で行われた。上川は第1部のダイジェスト版の上映後に、水谷俊之監督らとトークショー。「とてつもない苦労や工夫はあったけれど、腕のいい料理人が難しい食材をさらりと出す感じの作品になった」と、独特の表現で自信のほどをうかがわせた。
上川と水谷監督は、同局の「震度0」「マークスの山」などに続き5度目のタッグ。気心の知れた仲だが、「何の不安もなく臨んだけれど、いつもと様相が違うというか穏やかな現場だった。監督は場を盛り上げる演出をする方なのに、今回は客観に徹して淡々と進んでいった。特別な日々のない、徒歩で進んでいったような撮影の連続でした」と、約半年の撮影を振り返った。
国民航空の労組委員長として改革を先導したが、会社の上層部の陰謀によりへき地を転々とさせられる悲運を背負う恩地元という役どころ。水谷監督は「巧みに演じる完璧な俳優さんだけれど、今回は恩地そのものだった。撮影中、ほとんど上川さんとは呼んだことがなかった」と述懐。上川も、「思い返してみれば、そうですね」と相好を崩した。
ドバイやタンザニアでのロケも行い、アフリカには黄熱など5種類のワクチンを打って現地入り。だが、既に放送された第8話で「酔って、水たまりに転ぶシーンがあったんですけれど、思いのほか深くて水も土で濁っている。突っ込みがいがあると思い切り突っ込んだら、その時だけ現場が盛り上がった」と苦笑いで明かしていた。
「沈まぬ太陽」は、故山崎豊子さんの代表作を全20話でドラマ化。7月10日の第9話からスタートする第2部では、日本に帰国したばかりの恩地が、多くの犠牲者を出した墜落事故の遺族係を命じられ奔走。会社の再建のために国から派遣された新会長とともに上層部に巣食う闇を暴いていく一大叙事詩。毎週日曜午後10:00から放送される。
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