ホームレスと野良猫の実話「ボブという名のストリート・キャット」予告編が公開
2016年7月3日 07:00

[映画.com ニュース] 世界的ベストセラーとなったノンフィクション「ボブという名のストリート・キャット(原題:A Street Cat Named Bob)」が映画化され、その予告編が初公開された。
原作は、路上生活者だった著者のジェームズ・ボーエンと、茶トラのオスの野良猫ボブの友情を描く感動ノンフィクション。ロンドンでプロのミュージシャンを志したものの、さまざまな困難に遭い、ヘロイン中毒の路上生活者となった青年ジェームズと、彼の前に突然現れた1匹の野良猫ボブ。運命的に出会ったふたりは、支え合い、互いの人生を変えていく。
2012年に発表された原作は、イギリスでは100万部のベストセラーとなり、世界28カ国以上で翻訳出版された。また、続編も数冊刊行される人気で、日本でも第2作「ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険」が翻訳されている。
「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」のロジャー・スポティスウッド監督がメガホンをとった映画版では、英俳優ルーク・トレッダウェイがジェームズ役で主演。そして、猫はボブ本人が出演し、原作で有名になったマフラー姿やジェームズ(トレッダウェイ)とのハイタッチを披露している(予告編: www.youtube.com/watch?v=s13Fnj8LzD8)。
イギリスでは11月4日の公開が予定されている。
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