山田孝之、「闇金ウシジマくん」3連作で集大成も「リターンズでお会いしましょう」
2016年6月29日 18:24
[映画.com ニュース] 俳優・山田孝之主演の人気シリーズの映画化第3、4弾として連続公開される「闇金ウシジマくん Part3」と「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」のキャストが6月29日、都内のホテルで発表され、俳優の本郷奏多、「乃木坂46」の白石麻衣、「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾ら個性的な顔ぶれが会見に臨んだ。
「闇金ウシジマくん Part3」で、情報商材販売でカリスマとなる弁護士に挑んだ本郷は、「出てくるキャラクターが強烈な人が多く、根っからの悪も多い。僕もイヤなヤツに見られることが多いけれど、根はすごくいいので。台本通りにやりました」と自ちょう気味なコメント。すると、隣に座っていた同じ事務所の山田が「弊社イチオシの俳優なんで。席の位置から伝わってくるでしょう」とフォローも交えプッシュした。
同作でヒロインに抜てきされた白石は、「大人気の作品なので、携われたことがすごくうれしい」と笑顔。「お金を見せられるとついていきそうな女の子。私は好きか嫌いかでいったら好きですけれど…」と照れると、またもや山田が「今ので記事はできたから。お金、大好きって」と絶妙のフォローを入れ和ませた。
キャバクラにはまるサラリーマン役の藤森は、「二股に不倫と、今年上半期の芸能界では旬な役。女にだらしないというチャラ男なので、やりがいのある役だった」と満足げ。だが、山田との距離は縮められなかったようで、「仲良くなりたくて、けっこう果敢に話しかけたのに、ずっとスマホでゲームをしていた」としょんぼり。山田はさらに、「ゲームは振りだったんですけれど、何を望んでんの?」と突き放したが、「今日、LINE交換して帰ります」とめげなかった。
途中、司会のマイクがレギュラーのやべきょうすけに渡されてからは、締まりのない展開になったが、山田も「締まらないなあ」と苦笑い。それでも、「これだけのスター俳優を集めて、後先考えずに作ってしまったので、皆のギャラを払うために、しっかりとヒットさせなくてはいけない。『闇金ウシジマくん リターンズ』でお会いしましょう」とジョーク交じりに並々ならぬ決意をにじませていた。
会見にはほかに崎本大海、最上もが、筧美和子、浜野謙太、安藤政信、YOUNG DAIS、間宮祥太朗、狩野見恭兵、玉城ティナ、山口雅俊監督が出席した。
「闇金ウシジマくん」は、真鍋昌平の人気コミックを2010年にドラマ化し、これまでに連続ドラマ2本、映画2本を製作。今回は、山田の発案でドラマのパート3を7月から放送し、「闇金ウシジマくん Part3」は9月22日、「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」は10月22日からそれぞれ公開される。