「ダーク・プレイス」に登場する“殺人クラブ”とは?本編映像でその全容が明らかに!
2016年6月22日 12:00
[映画.com ニュース] 「ゴーン・ガール」の原作者ギリアン・フリンの長編小説を、シャーリーズ・セロン主演で映画化した「ダーク・プレイス」の本編映像が、公開された。主人公リビー(セロン)が、過去の有名な未解決事件やえん罪事件などを独自の調査や推理で検証する団体「殺人クラブ」の元を訪れるシーンを切り取っている。
1985年に米カンザス州の田舎町で、母親と娘2人が惨殺される殺人事件が発生する。唯一生き残った8歳の末っ子リビーが15歳の兄ベン(タイ・シェリダン)の犯行を証言したため、ベンは終身刑を宣告される。28年後、大人になったリビー(セロン)のもとに、事件の真相を突き止めようとする殺人クラブから招待状が届いたことがきっかけで、事件の意外な真相が明らかになっていく。ニコラス・ホルトが「殺人クラブ」のメンバー・ライル、クロエ・グレース・モレッツが犯行当時のベンの恋人ディオンドラを演じる。
ライルからの招待を受けたリビーは、報酬を条件に殺人クラブの会合に出席。殺人鬼のコスプレを楽しむ参加者や、殺害現場を再現する“事件ごっこ”に興じる人々に嫌悪感をあらわにして帰ろうとするも、ライルは「(階)上の連中は違う」と元刑事や探偵、弁護士といった専門家たちからなる“事件解決人”を紹介し、自分たちの本気度を伝えようとする。事件のトラウマを呼び覚まさないように生きてきたリビーが、事件を振り返るきっかけを描いた重要なシーンとなる。
「ダーク・プレイス」は、「ドライヴ」(11)のクリスティーナ・ヘンドリックスがリビーの母を、「アントマン」(15)のコリー・ストールが大人になったベンを演じる。6月24日から全国公開。