荻上直子監督作にミムラ、田中美佐子、小池栄子、りりィ、門脇麦…豪華女優陣が結集
2016年6月20日 07:00

[映画.com ニュース] 荻上直子監督の最新作で、生田斗真と桐谷健太が主演する「彼らが本気で編むときは、」に、ミムラ、田中美佐子、小池栄子、りりィ、門脇麦という豪華女優陣が出演していることがわかった。
同作は、トランスジェンダーの主人公とそのパートナーが、母親に置き去りにされた少女を引き取ったことから始まる、奇妙な共同生活を描く物語。トランスジェンダーの主人公リンコを生田、パートナーとなるマキオを桐谷が演じ、2人と生活を共にする少女トモは新人子役の柿原りんかちゃんが起用されている。
新たに発表されたキャストは、マキオの姉で、娘のトモを愛しながらも置き去りにしてしまうヒロミにミムラが扮し、子どもの頃から自分の性に悩んできたリンコの一番の理解者でもある母親フミコを田中が演じる。その他、小池はトモの同級生カイの母親ナオミ役、りりィはマキオとヒロミの母でトモの祖母にあたるサユリ役、門脇はリンコの職場でもあり、痴呆の進むサユリが入所する介護施設のスタッフとして働く佑香役で出演している。
荻上監督にとっては、脚本執筆時に思い描いていた通りの当て書きをしたかのようなキャスティングが実現したそうで、「映画を撮影していて、おもしろいなーと思う瞬間は、俳優さんが、自分の想像を越え、さらにすばらしいものを出してくれた時です。今回もおもしろい瞬間がたくさんあって幸せでした」と、キャスト陣に対して充足感を抱いている。
娘を置き去りにしてしまうシングルマザーという役どころのミムラは、「今までの監督のテイストとは少し違うぞというチャレンジの部分も感じて、この作品に呼んで頂けたのは、本当に光栄です」と荻上作品に参加できたことを喜び、「私の演じたヒロミのネグレクトも決してあってはならないことで、今回は、題材的にそんな社会問題にも踏み込んだものが多く描かれています」と語っている。
そして門脇も「脚本を読んで、今までの荻上監督の作品のテイストと少し違うなと思ったので、どういう風に撮られるのか楽しみにしていました」と、「かもめ食堂」「めがね」で知られる荻上監督の新たな一面を期待させるコメントを残しており、小池は「非日常のように思えて、日常で巻き起こっている恋愛話なので、どう感じるかというのが、自分の恋愛観を見つめ直すいい機会になると思います」と話している。2017年2月25日全国公開。
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