今最も勢いのある「ミニオンズ」のスタジオ、イルミネーションが次回作「ペット」を日本へプレゼン!
2016年6月16日 19:30

[映画.com ニュース] 「ミニオンズ」を手がけたイルミネーション・エンタテインメントの新作発表会が6月16日、東京・TOHOシネマズ日本橋で開催され、同社とユニバーサル・スタジオが再びタッグを組んだ長編アニメーション「ペット」の本編と、来春公開の新作「シング(原題)」の20分に及ぶ特別映像が上映された。
発表会のために来日したユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルのプレジデント、ダンカン・クラーク氏は、「ミニオンズ」が日本で興行収入52億円のヒットを記録したことを受け、「『ペット』の成功を期待しています」とニッコリ。「ペット」に続き、17年の春に「シング(原題)」、17年の夏に「怪盗グルー」シリーズの第3弾が公開予定だと明かし、実写部門を含め「これからもエキサイティングな作品のラインナップをお約束します」と語った。
これまで手がけた作品で世界興収約55億ドルをたたき出しているイルミネーション・エンタテインメントのCEO、クリス・メレダンドリ氏もビデオメッセージを寄せ「イルミネーションのゴールは、劇場を出たすべての観客が笑顔になること」と決意をにじませたほか、スタジオの強みを「“カワイイ”キャラクター」だと日本語を交えて語った。さらに、「ペット」に関して「世界の5人に1人がペットを飼っている。本作は、人々に幸せをもたらせてくれる動物への感謝を描いた作品です」と解説した。
「ペット」は、飼い主ケイティと幸せな生活を送っていた犬のマックスの元に、新たなペットとして大型犬デュークがやってきたことをきっかけに訪れる大騒動を、イルミネーション・エンターテインメントらしいハイテンポかつコミカルなタッチで描く。「ミニオンズ」の最新短編アニメーション「ミニオンズ:アルバイト大作戦」と同時上映で8月11日から全国公開。
同じく動物が主人公の「シング(原題)」は、経営が行き詰まった劇場のプロデューサーが、歌唱コンテストを開いて起死回生を図ろうとするさまを描く。マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、タロン・エガートン、スカーレット・ヨハンソン、セス・マクファーレン、シンガーソングライターのトリー・ケリーら豪華キャストが声優を務めて美声を披露しているほか、マイケル・ジャクソン、ビヨンセ、サム・スミス、レディー・ガガらの計85曲ものヒットナンバーが作品を彩る。17年春公開予定。
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