一寸法師役で話題の前野朋哉が本物さながらの漫才師に 「エミアビのはじまりとはじまり」予告完成
2016年6月15日 08:00
[映画.com ニュース] 「舟を編む」の脚本で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した、渡辺謙作の8年ぶりとなる監督作「エミアビのはじまりとはじまり」の予告編が、完成した。auのCMで一寸法師役を演じて注目を集めている前野朋哉が漫才師を演じる姿や、相方役の森岡龍、マネージャー役でなぜかパンダメイクを披露している黒木華ら豪華キャストの姿を確認することができる。
同作は、人気急上昇中の若手漫才コンビ「エミアビ」の海野が事故で突然の死んでしまったことを発端に、相方の実道をはじめとした残された者たちの希望や再生を描くヒューマンストーリー。ある日、漫才コンビ「エミアビ」の海野が、自動車事故を起こして死んでしまう。海野の車には、「エミアビ」の先輩であり恩人でもある元芸人・黒沢の妹の雛子が同乗していたことがわかり、海野の相方の実道は、「エミアビ」のマネージャーの夏海とともに、黒沢に会いに行く。
海野役をauのCMで一寸法師を演じて話題を集めている前野が務め、実道役はテレビドラマ「あまちゃん」や「64」などに出演する森岡が担当。予告編は、2人が本物さながらの漫才シーンを披露し、「エミアビ」が人気絶頂を迎えている様子を描いた場面から始まっていく。その後は、海野の突然の死という悲しい出来事に直面した実道の様子が映し出され、なぜかパンダメイクを披露している夏海役の黒木や、かつては天才と言われた元芸人の黒沢に扮する新井浩文らも登場。残された人々がどのように再起していくのかを、コミカルかつファンタジックに描いた作品の世界観を垣間見ることができる。
「エミアビのはじまりとはじまり」は9月3日から公開。