ジュリアン・ムーア降板の新作コメディ、メリッサ・マッカーシーが主演
2016年6月15日 21:30

[映画.com ニュース][映画.com ニュース] 昨年、ジュリアン・ムーアがクランクイン直前で降板した米フォックス・サーチライトの新作コメディ「Can You Ever Forgive Me?(原題)」に、メリッサ・マッカーシーが主演することが決定した。
米Wrapによれば、本作は実在したニューヨーク出身の女性ジャーナリスト、リー・イスラエルが2008年に出版した回顧録を映画化する作品で、マッカーシーがイスラエル役を演じる。
14年に死去したイスラエルは1970~80年代、キャサリン・ヘップバーンやエスティ・ローダーといったセレブの人物評執筆を主業にしていたが、その後、生活が傾き、亡くなった有名人の手紙を偽造しコレクターに売ることで糊口をしのいでいた。しかし偽造が明るみになりそうになると本物の手紙を保管庫から盗むようになり、93年には有罪判決を受け、6カ月間にわたり自宅監禁された。
当初は「おとなの恋には嘘がある」のニコール・ホロフセナーが監督・脚本を手がける予定だったが、ムーアがクリエイティブ上の意見の相違から降板。マッカーシー主演で仕切り直しとなり、長編初監督作「ミニー・ゲッツの秘密」が絶賛されたマリエル・ヘラー監督にメガホンが託された。なお、ホロフセナーは現在も脚本家としてクレジットされている。撮影は、17年初頭にクランクインを予定している。
マッカーシーは、女性4人組による“幽霊退治”を描く新生「ゴーストバスターズ」でクリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズと共演。同作は7月15日から全米公開、8月19日から日本公開される。
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